月別アーカイブ: 2月 2017

越冬中のテントウムシと愛称「もんつきさん」のジョウビタキ

2月19日から3月4日まで、二十四節気では「雨水(うすい)」です。 雨水とは、降る雪が雨に変わる頃という意味で、昔は、農作業の準備をはじめる目安としていました。 この時期の雨は、地面の下で眠っていた植物の種の芽を出す準備や、サクラなど春に咲く花の開花を促す貴重な水となります。 また、このころは、暖かい日があると思えば一転寒い日があり、猫の目天気というそうです。 これは、2月22日が猫の日に指定(ニャン、ニャン、ニャンで猫の鳴き声の語呂合わせ)されており、これにちなんで猫の目のように変わる天気の様子からです。 2月23日(木)午前10時、六甲山自然保護センターガイドハウスの気温は7度で、この時期としては暖かです。 昨夜から朝にかけての大雨で、雪もすっかり解けて春のような深い霧がかかっています。         今の時期、昆虫を見ることは少ないですが、越冬中のテントウムシ(天道虫)を見つけました。名前の由来は、枝先などから天道様(太陽)へ向かって飛んでいくイメージからつけられました。 テントウムシは、大集団で越冬することがよく知られていますが、同じ種類の中にいろいろな模様を持っています。 黒字に赤い丸い紋が2つあるものが多いですが、紋が4つあるもの、赤字に黒い多くの紋をもつものなど多様で、今回は、いろんな模様を一度に見ることができました。 尾羽を上下させる動きがかわいいジョウビタキ(スズメ目、ツグミ科)が、目の前にやってきました。 六甲山系はもちろん、街中の公園などでも見かけることがあり、人間に対する警戒心も比較的薄く、時には人の前に降り立つこともありますので、ゆっくりと観察しやすい鳥です。 ジョウビタキは、全長15cmほどで、オスは胸から尾にかけてオレンジ色、顔からのど・翼は黒色、頭部は灰白です。 冬枯れの六甲山上の景色の中であざやかに見えます。メスは全体がオレンジがかった灰褐色で、大きくつぶらなひとみがかわいいです。 いずれも、つばさに白い紋がありよく目立ち、「もんつきさん」の愛称で呼ばれることもあります。 六甲山には、10月頃に北の国からやってきて、3月ごろまで姿がみられる冬鳥です。 11月頃までは、「ヒッヒッ」とよく鳴き、また、くちばしで「カチカチ」という音を出します。 この音が火打石の音に似ていることが、『ヒタキ』の名前の由来だそうです。 カラ類のように多くの個体が集まることはなく、単独で行動し縄張りをつくり見晴らしのよい枝などによく止まっています。

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きらめく雪の華

暦の上では、 雪から雨に、氷から水に変わるころとされている、 二十四節気の雨水を迎えましたが、 快晴ですが、予想に反して山上は冷え込み、 前の晩は雪だったようで、記念碑台の園地は真っ白。 積雪はうっすら程度でしたが、見上げると、この樹氷に日が当たり、 枝から離れたその氷の結晶がハラハラと雪のように落ちてきます。 六甲山のこの時期の風物詩といえばやはり樹氷。 真夜中、ひときわきびしい寒気で急激に冷やされた霧が、 木の枝にぶつかり凍てついて美しい氷の芸術をつくり出します。 お昼前には、すっかり溶けてしまった、儚い雪の華。 今季は雪の降る日が多く、 美しい素敵な雪景色が何度も見られるのはうれしいものですが、 交通機関に支障が出るのは困りものです。 六甲山へお出かけは、冬の装備をお忘れなく。

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「春告鳥」といわれるウグイスと「鶯(うぐいす)色」のメジロ

2月4日から2月18日まで、二十四節気では「立春(りっしゅん)」です。 立春とは、初めて春の兆しが現れてくる頃のことで、「節分」の翌日にあたります。 暦の上ではこの日から「立夏」の前日までが春となります。   しかし、今年は厳しい寒さが続いており、強い冬型の気圧配置の影響で、西日本の日本海側を中心に先週後半から大雪になりましたが、六甲山上でも10cmほどの雪が積もりました。 2月12日(日)午前10時、六甲山自然保護センターガイドハウスの気温は2.5度ですが、予想に反して快晴で、樹氷がキラキラ光りきれいです。 先日、山麓でウグイスのさえずりを聞きました。ウグイスは、早春、ほかの鳥に先駆けてさえずりはじめるので「春告鳥(はるつげどり)」といわれます。 大きさはスズメ位で、体はやや緑色がかった茶色をしていて、いわゆる鶯色ではなく、よく目立つメジロをウグイスだと間違えることもあります。 春から秋にかけては、山のササやヤブの中にすんでいますが、冬の間は、低地に移動して、ヤブの中に身をひそめ、「チャッチャッ」と鳴いています。 春の訪れを感じると、オスはヤブの上の高い枝にとまり、さえずります。ウグイスは、地味な色で,普段やぶの中を素早く動き回っているので、その姿をなかなか目にすることはできません。 サクラがほころびはじめる頃になると、みごとにさえずりはじめ「ホーホケキョ」となり「法、法華経」と聞きなし(鳥の声を日本語にたとえる)をされ、鳴き声が美しいので、日本三鳴鳥のひとつです。 一方、メジロはスズメより小さく、あざやかな黄緑色の羽に、目の周りが白くふちどられている小鳥です。実は「鶯色」と呼ばれる色はメジロの色に近く、ウグイスはもっと茶色がかった地味な色をしています。 1月中頃から庭木の枝に姿をあらわしています。 2羽で追いかけながら飛ぶ仲睦まじい姿は、まさに初春の風物詩で、舌の先はブラシのようになっていて、花の蜜を上手になめています。 メジロは、黄緑色で「ウグイス色」に似ており、ウグイスと間違える人もいます。 ほとんどの季節は雑木林の中にいますが、冬にはエサが少なくなるため、1月頃にはツバキやウメなどの花の蜜を吸いに、冬にはエサが少なくなるため、町中に出てきて、庭先にもよく来る鳥です。 鳴き声は、美しい声で「チィ チュイ チョーチュー」と早口でさえずりますので、「長兵衛 忠兵衛、長忠兵衛」などと「聞きなし」をされます。 

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冬の扉をあける花 

昨日、二十四節気では「立春」を迎え、 季節は春に向かって動いていきます。 。。。とはいえ、春分までに寒い日が続き、 本当の春はまだ少し先になります。 それでも木偏に春と書く花、 椿が咲き出し輝きを与えています。 春山の馬酔木の花の悪(あ)しからぬ君にはしゑや寄そるともよし (詠み人知らず) 万葉の時代から、春の訪れを待ちかねて咲く印象的な花、アセビ。 アセビ(馬酔木)は、このように古代から愛され、 万葉集にも詠み込まれ、日本人とは縁の古い花。 小さくまっ白のスズランにも似た花からは、甘くてすてきな香りが漂います。 今日は、雨で霧に包まれている 六甲山上 記念碑台。 ちょっとわかりにくいですが、霧の中、カワラヒワの集団がいました。 寒さも少しゆるみ、朝9時30分の気温は4℃です。 この雨の中にイベントで来られていた親子連れのお母さまが、 「木の芽のふくらみなどに、少しずつ春が近づいているのを感じます。」 。。。と おっしゃっていました。 これからあちこちで見られる春の兆しを存分に楽しみたいものですね。 六甲山を活用する会主催の こどもパークレンジャー みなさまがガイドハウスにご来館。 あいにくのお天気でしたが  子供たちは元気いっぱいでした。

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