月別アーカイブ: 11月 2016

晩秋の六甲山 紅葉のウリハダカエデやサネカズラの話題(第15回)

11月23日から12月7日まで、二十四節気では「小雪(しょうせつ)」です。 小雪とは、冷え込みがきびしくなり雨はそろそろ雪にかわりはじめるものの、寒さも雪もまだ少し先であるという意味です。   これから、秋も深まり朝夕の冷え込みが増し、紅葉が一段と美しくなってきます。 近年は、地球温暖化のためかイチョウの黄葉やモミジの紅葉は遅れ気味になってきています。 例えば、日本気象協会が公表した大阪の紅葉見頃予想の平均値は11月28日、東京は12月3日となっています。 寒くなると動物や植物は、冬越しの準備に入り、最低気温がおよそ5度以下になると、カエルやヘビなどは冬眠に入るといわれています。 11月24日(木)午前10時、六甲山自然保護センターの気温は6.5度で寒いですが、日が射しています。 昨日は、六甲山全山縦走があり、ガイドハウス前の道を多くの登山者が通りぬけましたが、本日はひっそりとしています。     この季節、六甲山上の植物でお気に入りは、カエデ属のウリハダカエデ(瓜肌楓)です。六甲山には、カエデ属の樹木は11種類自生していますが、秋には濃い橙色の紅葉でよく目立ち、春には、総状花序の長さ10cmの花をつけます。 名前の由来は、若木の樹皮がウリ(瓜)の果皮に似ているところから付けられました。 葉は、多くのカエデのように細い掌状でなく3~5裂し、翼果の中央は円くふくらみ、ほかのカエデの実と比較しやすいです。 ウリハダカエデは、六甲山の中腹以上の落葉樹林内の日当たりのよい場所のところどころにあり、紅葉した葉だけでなく、樹皮も楽しむことができます。 自然保護センター本館の裏に、常緑つる性のサネカズラ(マツブサ科)があります。 六甲山系を中心にいる生きた宝石と言われるキベリハムシの主な食草で、以前、ここで生育を試みたようですがうまくいきませんでした。果実は集合果で、初冬に赤く熟し、直径は3cm近くありよく目立ちます。 名前の由来は、「実葛」の意味で、秋に赤く熟す実が美しく目立つからで、昔、枝に含まれる粘液で髪を整えたことから、別名ビナンカズラ(美男葛)の名前でもよく知られています。 夏には、クリーム色のかわいい花を垂れ下げていましたが、花の後、雌花は、赤い集合果の実を結び、花より一段と美しく目立っています。 六甲山の山麓から中腹にかけての林内や林縁の樹木によく絡まっています。

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摩耶古道ウォークと惜秋の六甲山

前日濃霧の六甲山、 当日の朝も霧がかかり、天候が心配されましたが、 11月22日(日)に「摩耶古道ウォーク」が開催されました。 10:30に掬星台に集合し、 ・歴史散策コースは、摩耶山観光文化協会。 掬星台→産湯の井→天狗岩→天上寺→徳川道→穂高湖→六甲山牧場前の約3km、  天上寺副貫主の案内で紅葉を愛でながら歴史を散策するコース。 ・自然観察コースA、Bは、山の案内人のみなさまの案内。  Aコース:掬星台→アゴニー坂→穂高湖→三国池→記念碑台の約4.5km、   山の案内人の案内で自然観察をしながら歩くコース。  Bコース:掬星台→アゴニー坂→穂高湖→シェール槍→徳川道→掬星台の3.5km、  山の案内人の案内で自然観察をしながらゆっくり歩くコース。 それぞれのコースを自然観察や歴史散策をしながら晩秋の光景を堪能されました。 写真は、Aコースの自然散策の様子です。 自然観察コースのみなさま、無事 記念碑台に到着。 お疲れさまでした。 「こんなにゆったり山の中を歩いて、満喫で来て良かったです」とのお声がありました。 神戸県民センターでは、 摩耶山は国立公園六甲山地区を代表する山であり、 豊かな自然を有し、また、古くから登山者をはじめとして 多くの人々に利用されてきた摩耶古道があります。 摩耶山の自然の価値と現状、歴史を周知するため、 エコツーリズムの一環として、 摩耶古道の自然観察・歴史散策ウォークを実施しています。 午前中の記念碑台は、濃い霧に包まれていまいた。 記念碑台の近くでは、ヤマウドも花が終わり 実をつけていました。 ウドの大木と言われますが、ほんとうに大きくなるんです。 でも、大木と言っても草木なので、木ではありません。 珍しいものではありませんが、この時期の姿に惹かれます。 ヤマウド:ウコギ科 タラノメ属 ・・・野に開く 花火のごとき ヤマウドかな・・・ 街も煌めく季節となり、六甲山ガイドハウスにもクリスマスツリーを飾りました。 お昼頃の表六甲ドライブウェイ方面 これから冬の到来まで  日ごと、木々の美しさを堪能でき、 幸せを感じる季節でもあります。 神戸市内からも身近な六甲山の自然の風景に、 … 続きを読む

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秋彩の六甲山とKOBE六甲全山縦走大会(第1回目)

11月13日(日) 六甲山ガイドハウスの午前9時の気温は19℃で、 小春日和でこの時期にしては、暖かな一日でした。 今日は、恒例の神戸市主催の六甲全山縦走の1回目が開催され、 トップバッターは12時40分ごろにガイドハウスの前を通過。 みんなで無事の完走を祈って、応援いたしました。 2016 KOBE 六甲全山縦走大会 神戸の背後に連なる緑のびょうぶ、六甲全山を西は須磨から東は宝塚まで、 尾根をたどりながら 1日のうちに、 自分の力で歩き通すのが六甲全山縦走(全縦)です。 コースは、六甲連山(須磨浦公園~菊水山~掬星台~東六甲分岐点~宝塚) 距離については諸説あるようですが、コースの距離は公称56km、 なお、神戸市発行の六甲全山縦走マップでは、 須磨浦公園-宝塚は53.0kmとなっています。 いずれにしても累計標高差は3,000mを超える道のりですので、 体力面、健康面など十分でないといけません。(平均所要時間13~14時間)  「六甲全山縦走」といえば、登山愛好家・ハイカーのみなさんが 一度は体験してみたいとあこがれる、全縦の完走です。 最近は県外のからの参加者も増え、 神戸が誇る伝統的な山歩きイベントとなっています。 六甲山系の山々をひたすら登っては下り、進み一日で歩き通し、 早朝に須磨浦公園をスタートしても、 多くの参加者がゴールの宝塚の塩尾寺に到着するころには、 すっかり陽が落ちてしまいます。 ガイドハウス近くの六甲山郵便局では、恒例の甘酒の応援で喜ばれていました。 神戸市 六甲山全山縦走の2回目は、11月23日(水・祝)の開催です。 六甲山上の紅葉もそろそろ見ごろとなってきました。 六甲山小学校近くのオオモミジ 霧が谷のイロハモミジ 紅葉だけでなく、黄葉も綺麗です。コアジサイの黄葉 クロモジの黄葉 ・・・錦秋の季節到来・・・ 深い眠りにつくまでの木々たちの精一杯の表現とでもいいましょうか。 紅葉前線が南下し、日ごとに秋の深まりを感じ、季節はすすみます。 花こそ少ないですが、この時期ならではの見どころがあります。 緑から黄色、橙色、赤色と葉っぱのグラデーションに癒され、 … 続きを読む

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