月別アーカイブ: 5月 2016

小満の候、心惹かれる花

六甲山上も日中は、汗ばむ陽気となり、 夏の近いことを実感する季節になりました。 昨日、今日と六甲山ツーデーウォークが開催され、 記念碑台は大勢の人で賑わってました。 山の案内人の観察コースを歩いていると、 二つ池近くの「コロコロコロ」と鳴く声は、モリアオガエル? ポッポー あっ ツツドリのようです。 東京特許許可局?・・・ホトトギスの初鳴きも聞かれました。 花の少ない時期ですが、 コツクバネウツギ(小衝羽根空木) の花が目立ちました。 六甲山でよく見られる低木の代表です。 別名:キバナツクバネウツギ ガク片は普通2枚、時に3枚のものもあります。 名前の由来は、ツクバネウツギより花が小さいため。 なお、ツクバネウツギの萼片は5枚で、羽子板の羽根のような形状です。 頭上のベニドウダンの薄紅色の可愛い花に癒される。 花の色が薄いですが、サラサドウダンではないそうで、ベニドウダンだそうです。 20日から、二十四節気の小満の候となり、 万物が成長して一定の大きさに達するころで、 暦便覧には「万物盈満すれば草木枝葉繁る」とあります。 草木がグングンとのび、太陽の日差しがまぶしく感じられ、 夏日が続き、植物たちも勢いを増して日に日に緑が濃くなっています。

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「森の酒場」が六甲山自然保護センター展示室に出現(六甲山の生き物歳時記 第4回)

5月後半になり、今の時期はさわやかな気候で、四季の中でも最も自然に親しみやすい季節です。 山野では、若葉が輝き、たくさんの花が次々と咲いています。 六甲山上で目立つ花は、若葉の緑に朱色の鮮やかな花の「ヤマツツジ」です。 また、ガイドハウス横の駐車場奥に、白い二本の花穂がきれいなセンリョウ科のフタリシズカ(二人静)の花が清楚な姿で咲いています。 5月19日(木)午前10時、ガイドハウスの気温は22度で、晴天ではありますがさわやかな風が吹くすがすがしい天候で、登山客の姿を多く見かけます。 5月14日(土)自然保護センター本館展示室で開催中の「六甲山系のチョウの変遷50年~平尾榮治コレクションを中心に~」特別企画として、展示構成者の平尾榮治氏を招き講演・展示説明会を実施しました。 会場は、本館レクチャールームで、チョウ愛好家を含め30名ほどの参加者がありました。     講演内容は、展示標本のねらいや説明、1960年代からの六甲山の変遷、里山の荒廃や地球温暖化を感じる新たなチョウの定着、自宅でのバタフライガーデンの様子など興味深い内容でした。 特に、60年前からのチョウ図鑑の現物紹介は興味深かったです。講演後の熱心な質疑もあり、参加者の皆さんから良い企画でしたとの言葉をいただきました。 六甲山系の雑木林で夜にみられる、虫達の「森の酒場」が自然保護センター展示室に登場しました。 これは、縦横60㎝の展示箱の中に収めたクヌギの太枝に、虫たちの好むアルコールに模した樹液をぬり、多くの虫が集まっている様子を表現したものです。 森の王者のカブトムシ、クワガタムシ、カナブン、国蝶のオオムラサキ、ルリタテハ、カミキリムシ、スズメバチなどの実物標本を展示しています。 これは、平尾榮治氏の制作・寄贈によるもので、常設展示ですので、是非ご覧ください。

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春の六甲山上で、ひときわ目立つ「オオカメノキ」(六甲山の生き物歳時記 第3回)

5月5日(祝日)は、暦のうえでは、「立夏」で夏の始まりです。 六甲山上では、5月の陽ざしを浴びて、イロハカエデをはじめ若葉がまぶしいくらいで、フジの花が紫色の蝶形の花房をたくさん垂らしている様子は見事です。 5月5日(日)午前10時、ガイドハウスの気温は、17度でさわやかな天候で、こどもの日のためたくさんの家族連れでにぎわいました。                            今の季節、六甲山でお気に入りの生き物は、オオカメノキ(大亀の木)です。 春先から散策路の六甲山ホテルコースで、白い大きな花をつけて目だっていました。                  オオカメノキは、落葉小高木のスイカズラ科ガマズミ属で、4~6月に対生した大きな葉の上に、散房花序を出し、小さな両性花の周りを白い大きな装飾花が取り巻いて華やかです。 夏には、実が赤くなります。 名前の由来は葉の形が、亀の甲羅に似ているためです。別名は、ムシカリ(虫狩)で、名前の由来は、葉がよく虫に食べられることから、その「虫食われ」からムシカリになったそうで、葉が虫に食べられるということは、虫が集まり受粉の機会も増えます。 白い花をよく見ると実は花ではなく、装飾花で花ではありません。その横に枝先から出ている小さな花が、本当の花で、虫が多く来るように工夫しているのです。 5月5日(祝)こどもの日の特別企画として、勤務先の自然保護センター本館展示室で「チョウとなかよくなろう!」を開催しました。 内容は、開催中の「六甲山系のチョウの変遷50年」を、親子にわかりやすく説明した後、チョウの一生をわかりやすくした写真紙芝居「アゲハのいっしょう」を行いました。 また、展示しているきれいなチョウの個別標本を親子一緒にぬりえして、記念に持ち帰ってもらいました。    参加者は、70名ほどで、「六甲山には、こんなにきれいなチョウが多いのでびっくりした」や「チョウのぬりえが楽しく、おみやげにもらってうれしい」などの感想をいただきました。

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新緑の六甲山と可憐なチゴユリ

六甲山も風薫り、草萌える5月になりました。 山の案内人の観察コースでは、こんな可愛い花が咲いています。 うつむき加減に咲いている姿は何ともかわいくて、 和名は「稚児百合(チゴユリ)」 ユリ科 チゴユリ属 百合に似た稚児のようにかわいらしい花が咲くことから、この花の名が付いたそうです。 林では日光があまり当たらないためか、 種で増えることは少なく、もっぱらランナー(走出枝)で増えます。 そのためか、群落があちこちに見られ、 林の中で自分の足で発見した時の感動は、言葉では言い表せないほどです。 チゴユリの花言葉は、「恥ずかしがり屋」「純潔」だそうです。 この花にぴったりの花言葉ですね。 ボランティアガイドと一緒に自然の中に入ってみませんか。 知らなかった草花との出会い、野鳥や虫たちとの出会い等があります。 ちょっと入った林の中では、そっと自然の営みが繰り返されています。 六甲山の自然に詳しいボランティアガイド「山の案内人」約60人が登録しており、 毎週土曜・日曜・祝日には六甲山ガイドハウスに数名が交代で駐在し、 山上の道案内や施設の案内、 自然保護センター周辺の自然観察会(4月~11月)等を実施しています。 六甲山ガイドハウスでは、山の案内人による自然観察会を行っております。 4月~11月の毎週土日と祝日に1日2回(11:00~と13:30~)。 季節の花や生き物など六甲山の自然について、 山の案内人の解説を聞きながら、 六甲山自然保護センター周辺のコースを約1時間ほど、 森林浴の散策をしていただけます。(参加費は無料です。) 新緑がきらめく六甲山での 山の案内人による自然観察会に、ぜひご参加ください。

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