月別アーカイブ: 4月 2016

るり色の「青い鳥」がやってきた!(六甲山の生き物歳時記 第2回)

目の覚めるような、るり色の「青い鳥」がやってきた! 六甲山自然保護センター前の記念碑台では、まだ、花と緑の葉のコントラストがきれいなオオシマザクラが咲いています。 記念碑台は、標高約800ⅿで気温が市街地より4℃ほど低いためです。 今年は例年に比べ、植物の開花時期が1~2週間早いとのことですが、六甲山上でも、シハイスミレ,ツボスミレ、タチツボスミレ、ニヨイスミレなどが同時に咲いています。 特に、本館前の法面には、タチツボスミレが群れて見頃です。 4月24日(日)午前10時、ガイドハウスの気温は、16度で春の登山にふさわしい季節となり登山客が多くなってきました。                            この季節、六甲山でお気に入りの生き物は、オオルリ(大瑠璃:スズメ目、ヒタキ科)です。夏鳥として4月中旬から六甲山にやってきます。 オオルリは、スズメより少し大きくスマートで、オスは頭から背中、尾羽まで少し光沢のある色鮮やかな青(るり)色の鳥です。 しかし、メスは茶色で目立つ特徴はありません。 渡ってきた直後は活発に動き、枝先にとまりながら虫を見ると飛びついて捕えて元の場所に戻る(フライング・キャッチ)様子が見られます。          つがいになった雌雄は、縄張りを作って生活し、見通しの良い木の枝先に止まって「ピーピィピィピィ ジジッ・・・・(ジジッという声が入るのが特徴)」とさえずります。オオルリは、鳴き声が美しいので、ウグイス、コマドリとともに日本の三鳴鳥といわれています。

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可憐なミヤマカタバミの花

本日の六甲山上記念碑台 午前中は、強風・濃霧の悪天候でした。 ところが・・・お昼からはその天気が嘘のように青空が広がりました。 午後2時の気温は15℃ せっかくなので、少し周辺を山の案内人の方と散策。。。咲いているかなぁ~~? ミヤマカタバミの花は、全開ということでなく、 少しうつむき加減に咲いていることも多いです。 葉っぱがハート型で何とも愛らしいです。 ミヤマカタバミ (深山酢漿草) 学名:Oxalis griffithii 林内に生え、地下茎から長い葉柄を伸ばしてハート形の葉をつけます。 3月~4月ごろ、花茎を伸ばして白色の花を咲かせます。 日光があたっていないと開花しません。 花の大きさは3cmほどで、よく観察すると、 花弁には薄紫色の筋があります。 地下に太い根茎があり、そこから直接葉柄を伸ばします。      名前の由来は、傍食/片食(カタバミ)から・・・ 睡眠運動の時に、片方が欠けて、 食べたように見えるからだそうですが、 古い言葉では、食(は)むというので、 「片食(かたばみ)」→「カタバミ」の名になったのだそうです。 また、ミヤマは深山に自生するという意味です。 草花のささやき。。。山を歩いていると 心が和みます♪ 気持ちのいい季節の六甲山 記念碑台周辺  ガイドハウス・自然保護センターにも、ぜひお越しくださいませ^^

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お山の上も春の装い(六甲山:記念碑台周辺)

山の案内人の会の自然観察コースで、 シロバナショウジョウバカマ(白花猩々袴)がひそやかに咲いていました。 ショウジョウバカマの変種だそうです。 シロバナショウジョウバカマは、清楚な花の色がひときわ美しく感じられます。 六甲山に春を知らせてくれるショウジョウバカマの花は、 赤やピンクの濃淡いろいろの花を咲かせてくれ、白い方が早くに咲くようです。 白花に少し遅れてピンク色の本来のショウジョウバカマが咲きだしていました。 写真にすると色が薄くなってしまいましたが、淡いピンク色です。 ショウジョウバカマ(猩々袴) ユリ科 学名:Heloniopsis orientalis ショウジョウバカマは、花が赤いので中国の鼓舞にでる、 お酒を呑んだ猿の「猩々」から名がつけられ、 下につく葉が袴の折れ線のように見えることから「猩々袴」と呼ぶそうです。 花の色は淡紅色~濃紅色まで変異が多く、六甲山は白花をよく見かけます。 今日は曇り空で六甲山上記念碑台交差点にある、 ガイドハウスの朝9時30分の気温は15℃。 六甲山自然保護センターからの景色もぼんやりしています。 六甲山上もいろいろな花たちが、 その華麗な姿を見せてくれる季節となりました。 六甲山ガイドハウスでは、山の案内人による自然観察会を開催しております。 季節の花や生き物など六甲山の自然について、山の案内人の解説を聞きながら、 六甲山自然保護センター周辺のコースを約1時間ほど、森林浴の散策。   ・4月~11月の毎週土・日と祝日   午前の部:11時~   午後の部:13時30分~  ・無料  ・所要時間は約1時間です。  ・集合場所:六甲山ガイドハウス玄関前 (天候などの諸事情により中止になる場合があります。) ※多人数のグループでご参加の場合は事前にご連絡ください。 お問い合わせ:六甲山ガイドハウス 078-891-0808 早いものでここでの勤務も満11年になりました。 12年目もどうぞよろしくお願いいたします。 毎回何がかしか、小さな発見があるものです。 春の装いになってきた六甲山自然保護センター・ガイドハウスへお越しください。

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六甲山の生き物歳時記(第1回)

六甲山の生き物歳時記の掲載について 今回から、50年近く神戸に住み、県立六甲山自然保護センターに非常勤駐在として勤務する筆者が、それぞれの季節の中で出会った生き物について、その生い立ちや人とのかかわり、名前の由来なども含めて紹介します。 大地にしっかり根を張った年を経た大樹、若葉や紅葉に彩られた樹木、その下に咲き乱れる野草や、これに群がる昆虫、まれに顔を覗かす動物やその足跡など、六甲山の山野には発見と感動があります。その様子の一部をお伝えできればと思います。 六甲山系の白い花、多くはコブシではなくタムシバ! 六甲山自然保護センター周辺では、白い釣鐘型の小さな花を咲かせているアセビが花盛りで、アジサイの緑の新芽が目立ちはじめています。  4月9日(土)午前10時、ガイドハウスの気温は、15度で春の登山にふさわしい季節となり登山客が多くなってきました。 今、六甲山の谷筋を中心に白い大きな6弁の花が咲き、目立っています。その花は一般にはよくコブシといわれていますが、ほとんどが同じモクレン科のタムシバ(噛柴)です。肥よくな土地に生育するコブシに対し、タムシバは産地のやせた土地に生育します。    花を見ると、コブシとタムシバは簡単に見分けられます。いずれも白い花ですが、違いは花の付け根に若葉があるかどうかで判断できます。若葉がある方がコブシ、若葉がない方がタムシバです。名前の由来は、葉を噛めば甘く甘い味がするため、「噛む柴」が訛(なま)ってタムシバとなりました。 (タムシバとコブシの比較画像は、http://kobehana.at.webry.infoから引用) 六甲山自然保護センター特別展示「六甲山系のチョウの変遷50年」 ~平尾榮治コレクションを中心に~を開催中です。 多様な自然環境を有する六甲山系には、80数種のチョウが生息しています。只今、本館展示室では神戸市北区在住のナチュラリスト平尾榮治氏のコレクションを中心に、六甲山系で記録のあるチョウ全種の標本を展示しています。 チョウは「気候変動」や「地域の自然環境」を知る手がかりとなる指標昆虫で、標本を通じて、「豊かな六甲山の自然環境」と「チョウの生態・生息状況の変化」を実感できます。 本日も、親子連れが見学にこられ、「六甲山には、こんなにたくさんのきれいなチョウがいるので、びっくりした。」と言いながら、熱心に見ておられました。 開催期間:2016年4月1日(金)~5月31日(火) 内 容:六甲山系のチョウ標本箱テーマ別11個出展 (・里山の代表的なチョウ ・温暖化の影響などによるチョウの変遷 ・里山の代表樹種 エノキを食するチョウ ・周期的に大発生するチョウ ・六甲山と沖縄八重山諸島のチョウの比較など)

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4月1日より六甲山自然保護センター開館しました!

冬季休館しておりました六甲山自然保護センターが4月1日より開館いたしました。 春らしい陽気になってまいりました。 みなさまぜひ六甲山自然保護センターへお立ち寄りください。 特別展示「六甲山系のチョウの変遷50年~平尾栄治コレクションを中心に~」開催中

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