月別アーカイブ: 11月 2015

摩耶古道ウォーク

11月22日(日)に「摩耶古道ウォーク」が開催されました。 摩耶山は国立公園六甲山地区を代表する山であり、 豊かな自然を有し、また、古くから登山者をはじめとして 多くの人々に利用されてきた摩耶古道があります。 摩耶山の自然の価値と現状、歴史を周知するため、 エコツーリズムの一環として、 摩耶古道の自然観察・歴史散策ウォークを実施しています。 摩耶山の古道散策 歴史や自然を満喫し、 ハイキングで散策する【摩耶古道ウォーク】 10:30に掬星台に集合し、 歴史散策コースは、天上寺副貫主さんの案内。 (掬星台~史跡公園(旧天上寺)~上野道~摩耶ケーブル下駅)(約4km) 自然観察コースは、山の案内人のみなさまの案内。 (掬星台~穂高湖~三国池~記念碑台)(約5km) それぞれのコースを自然観察や歴史散策をしながら歩きました。

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小雪(しょうせつ) 六甲山自然歳時記(第16回)

11月23日から12月7日まで、二十四節気では「小雪(しょうせつ)」です。小雪とは、冷え込みがきびしくなり雨はそろそろ雪にかわりはじめるものの、寒さも雪もまだ少し先であるという意味です。   これから、秋も深まり朝夕の冷え込みが増し、紅葉が一段と美しくなってきます。寒くなると動物や植物は、冬越しの準備に入り、最低気温がおよそ5度以下になると、カエルやヘビなどは冬眠に入るといわれています。 11月22日(日)午前10時、六甲山自然保護センターの気温は12.5度でひんやりとしていますが、登山には最適の気候で登山者でにぎわっています。 記念碑台のブナやサクラの木の葉が散ってしまいました。  この季節、六甲山上周辺の植物でお気に入りは、サトイモ科の『コウライテンナンショウ(高麗天南星)』です。六甲山地では最も普通にみられるマムシグサの仲間で、花の時期は、4月下旬から5月中旬で仏炎苞は緑色です。発芽した時はすべて雄株ですが、年数が経ち球茎が大きくなると雌株になり性転換をします。 また,苞の中の肉穂花序に多数の小花をつけ、雌株は秋に赤いとうもろこしのような実をたくさんつけます。マムシグサの名前の由来は、茎の模様がマムシの肌に似ているとも、花の形が、鎌首をもたげたマムシに似ているから名づけられました。多年草で、山麓から中腹にかけての薄暗く湿った林の中で見られます。                                           (みみより話) キツツキ(通称)は、なぜ、木をつつくの? 林の中で「コツコツコツ」と木をたたいているような音を聞くと「キツツキ」と思う人が多いです。しかし、「キツツキ」という名前がついた鳥はいなく、それは、コゲラ、アカゲラなどのように名前の最後に「ゲラ」がつく、木をつつく鳥の総称です。林の中で、音をたよりに探っていくと、スズメくらいの白と褐色のしま模様の鳥が見られますが、それが日本で一番小さいキツツキの「コゲラ」です。 キツツキが木をつつく理由は、3つあると言われています。一つ目は、木をつつき音を出すことで、縄張りを示し、異性を呼び寄せるラブコールになります。そして、カップル誕生で、木に穴をあけ子育てのための巣づくりをします。 二つ目は、枯れた木の幹の中にすんでいるカミキリムシなどの幼虫をさがしている時です。虫がいて中が空洞の場合、つついた時の音が違うため、忙しく探し回わり、虫がいそうな所を見つけると深い穴を開け、その中に長い舌を差し込んで食べます。  三つ目は、キツツキのくちばしは、ネズミの歯と同じように絶えず伸び続けていて、木をつつくのは、そのくちばしをすり減らす意味もあるそうです。                                           

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はじけて華やぐ

ドライブウェイ沿いに目立つ ツルウメモドキ(蔓梅擬)実 ツルウメモドキは雌雄異株で落葉性のつる性低木です。 日本の各地に自生していて昔から親しまれている植物です。 春から夏にかけては目立たないが、 秋に果実が色づいてから初めて、 ツルウメモドキであることが分るというような木です。 周りの木が葉を落とした時期につける 真っ赤な実と黄色い仮種皮のコントラストの美しさ。 径8㎜ほどのホオズキを小さくしたようなこの実が群がって付き、 10月頃に緑色からだんだんと黄色くなり、 熟してくると3裂して中から黄赤色の種子が顔をのぞかせています。 稀に種子が4個のものもあり4裂するものもあります。 それにしても、雌雄異株であり、緑色の目だたない花で、 よくもこんなに着実な受粉ができるものか不思議です。 ともあれ、ツルウメモドキの花には、 虫たちを引き寄せる並々ならぬ魅力があるんですね。 冬まで残った実は鳥がついばんだり雪をかぶったりした様が、 色彩のない冬に彩りをそえてくれます。 主に庭木や、果実は枝ごと花材として、 またつるはリースとして利用されています。 山歩きで、ツルウメモドキを見るのは楽しいものです、 葉が落ちてしまい明るくなった裸の木の森も風情があっていいですね。 漢方では、南蛇藤と言って薬用にするそうです。 東京の小石川植物園には大きなツルウメモドキがあって これは徳川幕府が作った小石川御薬園以来のものだとお聞きしました。 午後3時の気温は13℃ 風があり寒く感じました。 空は雲に覆われていましたが、遠くまで見えていました。 記念碑台 六甲山自然保護センターテラスから西方面の眺望です。 紀淡海峡の友が島も見えました。

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-惜秋- 六甲高山植物園

昨日、六甲山自然保護センターのあります 記念碑台からも歩いて30分ほどの、 【六甲高山植物園】のガイドウォークに参加してきました。 六甲山 海抜865mにある 六甲高山植物園は、 北海道南部と同じくらいの気温だそうです。 カエデ類やドウダンツツジの赤色、 コアジサイやカラマツ・ブナの黄色、 紅葉は、見頃を過ぎ、色あせ始めている状態でしたが、 ドウダンツツジの紅葉は見事でした。 針葉樹の深い緑など、紅一色ではない、 まるで錦絵を広げたようなさまざまな色彩が素敵でした。 また、落ち葉を敷き詰めた樹林区を散策すると、 深まる秋の自然を感じることができました。 また、季節外れの花もちらほらと咲いていました。 クリンソウ(九輪草)は4~6月に咲くサクラソウ科の花です。 なお、六甲高山植物園は11月23日(月・祝)までの開園です。 その後、来年の3月20日(金)まで冬期休園となります。 六甲山高山植物園  http://www.rokkosan.com/hana/ 春は・・・山笑う 夏は・・・山滴る 秋は・・・山装う 冬は・・・山眠る これから冬の到来まで 日ごと、 木々の美しさを堪能できる幸せを感じる季節でもあります。 神戸市内からも身近な六甲山の自然の風景にしみじみと癒されます。

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立冬(りっとう) 六甲山自然歳時記(第15回)

11月8日から11月22日まで、二十四節気では「立冬(りっとう)」です。立冬とは、暦の上ではこの日から冬のはじまりの日で、太陽の光が日ごとに弱くなり、昼が短いと感じるようになります。 朝夕の冷え込みに冬の訪れを感じるようになり、冷たい風は、赤や黄色に色づいた木の葉をはらい落し、枯れ木にしていくので「木枯らし」とよばれています。カエデ(モミジ)は寒さが深まるにつれて赤く色づき、サザンカの花が咲き始めます。 気象庁は、イロハカエデの紅葉を定点観測していて、約50年前に比べ約2週間も遅くなっているそうです。特に、気温の上昇が目立ってきた80年代から紅葉が遅くなる傾向がみられ、地球温暖化の影響と考えられています。 11月8日(日)午前10時、六甲山自然保護センターの気温は14度で、小雨模様で霧がかかり、ひんやりとしています。 この季節、六甲山上周辺の植物でお気に入りは、ツツジ科の『ベニドウダン(紅灯台)』です。5~6月頃、紅色の釣鐘状のかわいい花が房になってたれさがり咲いています。   今の時期の燃えるような赤い紅葉も、非常に鮮やかです。名前の由来は、花の形が、昔宮中で使用されていた「結び灯台」に似ていたため名づけられました。落葉小高木でツツジの仲間では、比較的大きくなり高さ5mを越すものもあります。 六甲山の中腹以上で、花崗岩の風化したやせ尾根など日当たりのよいところで見られます。                                  (みみより話) 「モミジ」と「カエデ」、どうちがうの? 今の季節は、紅葉の話題の際に「モミジ」と「カエデ」と両方の言葉が、使われますがその違いをご存じですか? 秋の終わりに木の葉が、赤や黄色に色づくことを、「紅葉(もみじ)」といいますが、その主役になる木の仲間がカエデ科の木で、その中に「イロハモミジ」があります。 「カエデ」の由来は、葉の形がカエルの手に似ているからで、万葉集の中にも「カエルで」との表現もあります。「カエデ科イロハモミジ」の由来は、葉が7つに切れ込んで、それを、端からイロハニホヘトと数えたからとのことです。         「モミジ」は、「紅葉(もみじ)する」、すなわち、秋に葉が赤や黄色に変色する現象に由来しており、植物分類上の言葉ではありません。一般にはたくさんの紅葉する木を代表してカエデ属が「もみじ」とよばれ、カエデとモミジは並べて区別する言葉ではありません。     

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