月別アーカイブ: 9月 2015

パネル展示「山地災害に備えよう」の開催

花崗岩地質の六甲山地では、たびたび土砂災害が発生しています。 常に日ごろから山地災害に対して防災の意識を高めることが大切です。 兵庫県立六甲山自然保護センターでは、11月25日まで 「山地災害に備えよう」~自分の命を守るのは自分です!~ と題してパネル展示をしていますので、ご覧になってください。 展示物 ・土砂災害防止法について ・兵庫県CGハザードマップ ・地域別土砂災害危険度について ・広報誌による危険予想区域図の軌跡 ・急傾斜地崩壊対策事業とは ・神戸市の急傾斜地崩壊対策事業震災以降の整備状況 ・グリーンベルト事業による崩壊地緑地化の軌跡 ・グリーンベルト事業による20年間の整備状況 ・平成26年8月10日に兵庫県神戸市で発生した土石流にたいして  通常砂防事業を実施します 配布物 ・兵庫県CGハザードマップなどのちらし 展示協力 ・兵庫県神戸県民センター 神戸土木事務所 ・一般財団法人 兵庫県治山林道協会 場  所:兵庫県立 六甲山自然保護センター 本館 展示室 開館時間:平日 9:30~15:00      土・日・祝日 9:30~16:00      月曜休館(祝日の場合は翌日休館) 入館料: 無料 問合せ先:兵庫県立六甲山自然保護センター 本館 TEL:078-891-0616   

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秋分(しゅうぶん) 六甲山自然歳時記(第12回)

9月23日から1o月7日まで、二十四節気では「秋分(しゅうぶん)」です。 春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。 この日を中日として、前後3日の7日間が秋の彼岸(ひがん)になります。 「暑さ寒さも彼岸まで」とは、春の彼岸を過ぎれば暖かくなり、秋の彼岸を過ぎれば涼しくなります。 これから日は短くなり、徐々に空気が冷えてきて、夜空が澄むのでお月見して、コオロギなどの虫の音を聴(き)きながらのんびりと秋の夜長を楽しみたいものです。 今六甲山上周辺で咲いている花でお気に入りは、秋の七草の一つでオミナエシ科の『オミナエシ』です。 優しい姿を美女に例えて「女郎花」の字をあてています。風に揺らぐこの黄色の花を見れば、秋の風情を感じます。よく成長すると高さは、1mにもなり、茎は上部で枝別れし、黄色い小さな花を固まってつけ粟飯のようです。多年草で、山麓から山上にかけての日当たりのよい草地に生えています。                      六甲山の秋を彩る現代美術の祭典「六甲ミーツ・アート芸術散歩」が、9月12日から11月23日(祝日)まで、六甲山上の10会場で催されています。 六甲山の自然景観や土地柄をいかした現代アート作品を通じて、六甲山の魅力を再発展してもらうことをテーマにした人気の展覧会です。山上の各施設で、招待と公募の作家31組が出品して展示されていますので、六甲山の自然を感じながらピクニック気分でお楽しみください。                    (とっておきの話題) 秋の七草の覚え方のノウハウ この時期よく話題になるのが秋の七草です。春の七草は、食べられる野草が選ばれているのに対し、秋の七草は観賞だけでなく人々に活用されるものが選ばれています。秋の七草は、『万葉集』(約1300年前の8世紀ごろに編纂(へんさん)された日本最初の歌集)の中で、山上憶良(やまのうえのおくら)の歌の中に出てきます。 七草の名前をすべて正確に覚えにくいですが、覚えるのに良いノウハウがあります。名前の最初の文字を組み合わせ「おすきな、ふくは(お好きな服は)」と覚えてください。それは、オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・フジバカマ・クズ・ハギです。             万葉の昔から長年親しまれてきた秋の七草の一部は、開発等で次第に減少し、フジバカマは絶滅の危機にあり、またオミナエシやキキョウも少なくなっています。しかし、六甲山上には、まだ残っていますので、探しにお越しください。

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ツルニンジン

記念碑台にある、六甲山自然保護センターのすぐ近くで ベルのような花がたくさん咲いています。 ツルニンジン(蔓人参)  キキョウ科 ツルニンジン属 学名:Codonopsis lanceolate 名前の由来は、 つる性で根が朝鮮人参に似ているためだそうです。 別名を爺蕎(ジイソブ)。 「ソブ」というのは木曽の方言で「そばかす」を意味し、 「爺さんのそばかす」といった意味で、 これは近縁種の婆蕎(バアソブ)と対比してつけられた名だそうです。 柱頭が3つに分かれる雌しべが成熟するころには, 周りに離れてついている雄しべは花粉を出し終えてしおれてきます。 雌しべが開くまえにおしべが開いて花粉を出すのは、 自家受粉を防ぐためで、キキョウ科の花に見られる性質です。 「雄性先熟」っていって、同じ花での受粉を避けることができるそうです。 日本各地の林内や藪などに自生し ツルや葉っぱを切ると白い乳液が出てきます。 この白液は切り傷の薬になるそうです。 つぼみは風船のようでカワイイです。 今朝のガイドハウス9時半の気温は15,5℃ 、風もあり寒く感じました。 自然保護センターテラスからの眺望 少し気にしていれば、森の木々や草花、そして生き物にも出会えます。 そこには多様な生態系があり、いつもあきることがありません。

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六甲山自然保護センター 環境学習プログラム ⑤

六甲山子どもパークレンジャー・特別観察会  「二つ池でトンボたちを探そう!」(六甲山を活用する会)が開催され、 たくさんの家族連れのみなさんが参加されました。 まず、自然保護センターでトンボ生態のレクチャー 山の案内人の会の自然観察会のコースにある、 二つ池の上下の池でのお待ちかねのトンボの観察会 ルリ色に輝く「オオルリボシヤンマ」を探そう。 あいにくオオルリボジヤンマは見つけられませんでしたが。 ルリボシヤンマが見つかりました。 他にもこんなトンボが飛んでました。 森の中で葉っぱ観察等のたくさんのプログラムを実施。 ツリバナの実がはじけていて きれいでした。 さわやかな秋空のもと、子どもたちだけでなくその家族の方々が参加され、 プログラムを楽しまれておられました。 記念碑台にある自然保護センターの午前10時の気温は19℃ 紀淡海峡の友ヶ島も見えました。

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白露(はくろ) 六甲山自然歳時記

9月8日から9月22日まで、二十四節気では「白露(はくろ)」です。 大気が冷えてきて、朝露が目立ち始めました。草むらでは、コオロギやキリギリスなどの虫の鳴き声が、よく聞こえてくるようになってきました。 今、六甲山上周辺で咲いている花でお気に入りは、キンポウゲ科の『センニンソウ(仙人草)』です。白い花びらのように見えるものが、群がって咲いているので華やかで、初秋の六甲山を彩っています。これは、花びらではなく4枚のがく片で、果実の先の羽毛状の毛を仙人のひげに例えて名がついたそうです。 センニンソウは、有害なつる植物で、葉柄が他の物に巻きついて伸びており、山麓から山上にかけての日当たりのよい場所に生えています。 六甲山の草原生植物観察会が、8月31日に実施され参加しました。会場は、草原植生を今にとどめている日本最古のゴルフ場・神戸ゴルフ倶楽部(灘区六甲山町)でした。 観察会に先立ち、ヴォーリズの設計による由緒あるクラブハウスで、甲南女子大学松村准教授による「ゴルフ場が保全する草原性植物」をテーマに、講演を聴きました。 その後、日頃は立ち入ることのできないゴルフ場内で、秋の七草をはじめ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、タムラソウなどの草花がみられました。中でも、神戸市のレッドデータにも登録されている多年生草本のマツムシソウが、鮮やかな紫色の花を咲かせていました。 場内は、農薬の使用量が極力押さえられ、適度な草刈りなどの結果、大変貴重な草原性植物の生育地が残っており、いつまでも存続してほしいと思いました。 (みみより話) コオロギの鳴き声は、初秋の温度計  朝晩涼しくなるこの時期、夕方になると草むらからエンマコオロギなどの美しい虫の鳴き声が聞こえてきます。 コオロギのよく鳴く気温は、20度から30度の間で、15度以下になるとほとんど鳴かなくなるとのことです。コオロギのオスは、左右のハネにぎざぎざしたヤスリのようなものと固い爪があり、この羽をすばやくこすり合わせて音を出します。 気温が高いほどハネの動きが活発で、テンポが速く、気温が低いと遅くなります。鳴くテンポで外の気温がわかるので、初秋の温度計といえます。 草のかげなどに隠れてくらしているコオロギは、相手の姿がよく見えません。そのために3通りの鳴き方を使い分けて相手に知らせるそうです。    ①「コロコロリー・コロコロリー」と鳴くのは、オスが自分のなわばりを守っている時。 ②「キリッ キリッ」と鳴くのは、オス同士がけんかをしている時。 ③「コロコロリー・リー・リー」と鳴くのは、メスに交尾をしようと誘っている時と言われています。  

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ホツツジ(穂躑躅)

六甲山では、早春のアセビからはじまり、 4月に春一番のコバノミツバツツジが山腹をピンクに染め、 初夏のころまでにツツジの仲間が次々に花を咲かせ 訪れる人たちをたのしませてくれます。 そして、8月から9月の初めごろにかけて、 このホツツジが初秋にふさわしい清楚な花を咲かせ、 ツツジ科の花のシーズン最後を告げています。 ホツツジ(穂躑躅)  ツツジ科 ホツツジ属 学名:Tripetaleia paniculata 日当たりの良い酸性の山地に生える落葉低木で、 小枝が角張るのが特徴の一つです。 花は一見してツツジ科の花らしさを持たず、 そのつき方と花びらの形が特徴的です。 枝先から総状花序を直立させ、淡紅色の花を多数つける。 花びらの多くはゼンマイのように巻きこんでいます。 つぼみのときは下向きですが、開花のときは横向きになり、 花冠は3裂、 おしべは6本で短く、めしべは角のように長くつき出し目立つ。 果実は朔果で直径約4mmの球形で3裂する。 この可愛らしい花からは、とても想像しにくいのですが、 アセビをはじめとして、ツツジ科には毒のある植物がありますが、 ホツツジは全株が有毒であり、特に葉には強い毒があります。 このハチミツによる中毒例も報告されています。 また、逆にその毒性を生かして殺虫剤としての利用もされてきました。 珍しい花を思われますが、六甲山では山道脇でよく見られます。 花が終わって秋が深まるころに見事な紅葉を楽しませてくれます。 今朝10時の六甲山ガイドハウスの気温は22℃ ガイドハウスの中にスジグロシロチョウらしき蝶が迷い込んでいました。 本館テラスからの眺め

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