月別アーカイブ: 3月 2015

六甲山上も春の気配

いいお天気が続いて気温が上がり、 神戸も昨日、桜の開花の発表がありました。 六甲山ガイドハウス近くの桜はまだまだですが、 クロモジの花がほころび始めていました。 六甲山のほぼ全域に生育しますが、 表六甲では海抜約350m以上でぐっと多くなります。 枝を折り匂うと独特のさわやかな芳香があります。 和菓子に添える皮付きの楊枝にも用いられています。 古くからこの枝で楊枝が作られていて、 お茶席で、楊枝のことを「クロモジ(黒文字)」と呼ぶので、 あぁ~そのクロモジなんだ! と思われる人も多いですね。 葉や枝を折ってみると素敵な香りがします。 この枝を煮出すと香りのよいお茶になります。 緑色で、黒い斑紋のある枝がクロモジの特徴で、 黒い斑紋が文字のように見えることから、 クロモジ(黒文字)と名前が付いたと言われます。 葉の表面には短毛があります。 六甲山上も 順ぐりにつぼみ目覚めて 春を待つ

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ヤブツバキ

二十四節気の春分です。 六甲山上も穏やかな陽気に誘われ、気持ちの良い日となりました。 冬枯れだった山も少しづつ芽吹きの季節到来です。 春の木といえば、漢字で木偏に春と書くツバキ(椿) ツバキは日本原産の常緑樹で、自生種の標準和名はヤブツバキです。 園芸種のツバキの原種で、たくさんの品種の元になっています。 六甲山では冬の間からポツリポツリと咲き始めて、 冬の花のイメージがありますが、 今、ヤブツバキが見事に咲き誇っています。 厚く光沢のある葉の中に濃い赤が印象的で、 葉と花のコントラストがとても美しいです。 山道を歩いていて赤い花が落ちているのに気付いて上を見上げると、 つやつやした緑のすき間から赤い花がぽっと、灯がともったように見えます。 いろんなところで見かけ、六甲山に分布する照葉樹の代表です。 六甲山には、白花のヤブツバキも咲くそうです。

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幻想的な景色

六甲山ケーブル山上駅(標高737.5m)上の天覧台からの景色です。 いつもは、神戸の街はもちろん、大阪平野部から和歌山方面、 紀淡海峡の友が島、淡路島まで、ワイドに広がる景色が一望できるのですが・・・ 昨日は雨が降り、今朝は気温も上がったせいなのでしょうか、 雲海が広がって、幻想的な光景になったのかもしれません。 いつも見える大阪のビル群もまったく見えず、 雲の上にぼんやりと山々がぽっかりと雲の海に浮かぶ島のようです。 こんな景色が見えるのは珍しく、街中では見れない光景でした。 六甲山の定番夜景スポットとして知られ、 夜になると眼下にはスケールの大きなパノラマ夜景が広がります。 天覧台という名は、1981年(昭和56年)5月25日に 昭和天皇がこの場所にお立ち寄りになり、 眺望をご堪能になったことから付けられたそうです。 写っている鳥は、国鳥のキジ(雉)のモニュメントです。 こちらは、天覧台から見た、神戸市街地方面です。 いつもならはっきり見える神戸の市街地や淡路島も、 ぼんやりとしか見えませんでした。

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芽吹きの季節

むき出しの葉っぱが帽子?王冠?に見え、 小人の王子様にも見えますね・・・ 寒い冬を乗り切るために、 植物はいろいろと工夫しています。 葉っぱがついていたあと、葉痕(ようこん)は、 動物や人の顔に見えたりして、 かわいらしく見えたりもするのです。 六甲山といえば、アジサイ 春が近付いて冬芽の色もセピア色から海老茶色へ そしてもっと明るい緑っぽい色に変わろうとしています。 アジサイの頂芽は高さ1~2cmの無毛の裸芽です。 葉の裏面側の葉脈が強調されて見え、 その頂芽が少し開いて、内側の幼葉も緑の姿を見せ始めています。 その幼葉にも葉の裏面側先端に海老茶色が少し残り、 次第に緑へと変わり、葉脈と葉縁に並んだ鋸歯が目立ちます。 成長への躍動感に満ちていて、 いかにも活動を始めようとしている実感が伝わってきますね。 みなさんも記念碑台で いろんなアジサイの芽吹きを見つけてください。 時折雪が舞う、本日の六甲山上 記念碑台  午前9時半の気温は、3℃でした。

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春弥生 青い瞳 開いて

いぬふぐり星のまたたく如くなり(高浜虚子) 俳句のいぬふぐりは、 オオイヌノフグリを指しています。 ぱっちりと開いた美しい青い瞳。 日だまりで真っ先に春を知らせてくれる花。 冷たい風に吹かれながらも、 オオイヌノフグリが咲き始めています。 3月から5月が花期で日本全国で見られますが、 1890年頃に東京で確認されたユーラシア、アフリカ原産の2年草です。 逆に今ではほとんど見られなくなってしまった、 在来のイヌノフグリにたいして、オオイヌノフグリと付けられましたが、 別名に瑠璃唐草、星の瞳といった素敵な名前があり、 英名の一つにはBird’s Eyeもあります。 花弁は4枚で、一つの花の命は1日。 花は日が当たると開きます。虫が花粉を媒介しますが、 虫が来なくても受粉する仕組みも備えています。 2本の雄しべが内側に曲がって、 雌しべに触れ自家受粉するのです。 こうして確実に種を作り分布を広げます。 今日は、ひな祭りですね。 今朝の六甲山上 記念碑台の10時の気温は、3℃。 曇り空で、昨日の雨で山上の雪は解けています。 六甲山上も春の足音がもうすぐそこに来ているようです。

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