カテゴリー別アーカイブ: 植物

フサフジウツギの開花 生物季節観測(6月編)から~(7月編)へ

フサフジウツギが開花しました。 6月23日、六甲ケーブル下近くで見かけられたのが、最初の情報でした。それから、27日に有馬口・28日に住吉川沿いも咲いているのを見つけられたということでした。高所はまだですが、これから六甲山・摩耶山では、あちこちに現れることでしょう。右の写真は、住吉川で咲いているのを撮影し送って頂いたものです。いつも情報提供ありがとうございます。 7月の生物季節観測のテーマはアブラゼミの鳴き声です。セミたちが、いつの間にか鳴き始めたという記憶の方が多いと思います。今年は、一度自分の住んでいる辺りはいつごろから鳴くのか、意識して聞いてみてはどうでしょうか?朝早く起きると、いつごろからか何種類ものセミが鳴き始めます。鳴く順番があるのかな?ということも気づかれるかもしれません。アブラゼミは、「ジージージージー」、ヒグラシは「カナカナカナカナ」、ミンミンゼミは「ミーンミンミンミンミー」、クマゼミは「ワシワシワシワシ」、ツクツクボウシは、その名の通り、という鳴くイメージでしょうか。左上の写真は、今記念碑台の自然保護センターの標本展示してあるアブラゼミです。 ちなみに、六甲山の記念碑台周辺など、高所では、暖かいところの好きなクマゼミは鳴きません。しかし、温暖化で鳴く日がやってくるかもしれません。反対に、ハルゼミやエゾゼミが、とてもやかましく鳴きます。六甲山へ来られたら、耳を澄ませて聞き比べをしてみてください。 7月の生物季節観測は、アブラゼミの鳴き声です。

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コアジサイ開花~生物季節観測(5月編)から~(6月編)へ

咲き乱れ始めるコアジサイ--------------------------今、六甲山や摩耶山を登るとどこでも出会えるようになってきたのが、コアジサイです。アジサイの中で、最も早く咲く一つです。六甲山周辺では、5月21日に、油こぶしの下の方で、ブナの会が植樹している付近のコアジサイの開花が、一番早く報告されました。それから1週間ほどして、どんどんあちらこちらで一斉に咲き始めました。しかし、昨年は17日に咲いていたことを確認しているので、今年はサクラ同様、コアジサイも開花が遅かったようです。下の写真は、5月29日に、カスケードバレイの途中での開花の様子です。 花に近づくと、ほのかな香りが漂ってきます。ほんのり甘酸っぱいようにも感じます。他のアジサイは、これから順次咲いていきます。これから梅雨の季節に入っていくことを先導する花ですね。 6月の生物季節観測は、下の写真の植物です。何か分かりますか?昨年の枯れた花が残っています。 さあ、思い浮かんだでしょうか?花の色は、フジ色です。六甲山の至る所に咲き始めますよ。園芸店では、ブッドレアの名称で売られてもいます。その名は、フサフジウツギです。6月になって、フジ色の花を見つけると、このフサフジウツギかもしれません。ぜひ、6月の深緑の季節にも、六甲山地にお出かけいただいて最初に見つけてほしいものです。 6月の生物季節観測は、フサフジウツギです。

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生物季節観測で、季節感を豊かに(5月編)

『生物季節観測』第2弾です。  4月は、フジの開花でした。大阪八尾方面での15日が一番早く、明石・西神中央辺りが20日、ノダフジの野田が21日、六甲アイランド22日、阪急六甲23日などでした。  さて、5月は、次の写真の植物です。今日(5月4日)撮影しました。下の葉は、何でしょう? どうですか?難しいですね。 では、昨年の5月17日に撮った花の写真が、下のものです。 雨の時期に似合う『アジサイ』の仲間で『コアジサイ』と言います。何とも言えずいい花の色でしょう。それに香りもいいのです。また、何日に、どこで咲いているのか見つけてみてください。しかし、フジのように、街の公園にはありません。少し山に登らなくては見られないでしょう。六甲山や摩耶山など六甲山地の中腹以上では、たくさん見られます。ぜひ、コアジサイを見つける楽しみも合わせて、山へハイキングにドライブにお出かけください。 六甲山記念碑台の近くでは、『ヤマナシ』が満開です。 また、公園のハナミズキの仲間である大木の『ミズキ』も、緑になった花のつぼみが、とても眩しいです。 新緑も絶好の季節です。淡い緑から濃い緑へと・・・『山笑う』から『山滴る』へ日々移りつつあります。

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フジ開花~生物季節観測(4月編)~

 近くの公園や学校の藤棚などで、フジの開花を確かめてみてください。どんどん今、咲いてきているようです。フジ初見の今日の時点(23日)の情報によりますと、18日に中央区で見られたというのが最初で、20日には、西神中央や明石方面でも咲いたとのことです。21日には、須磨区で確認でき、昨日の22日には、六甲アイランドでも咲いたとのことです。気温もグッと上がってきていますので、ぜひフジの花を探しに外に出てみてください。ただし、山での開花はまだ聞いていません。  ご存知のようにフジはつるですね。リースにも使われます。里山にも人が入らなくなっている所が多く、つるがそのままになっている所が多いようです。手入れを兼ねて、リース作りのつるを手に入れる場所が見つかるといいですね。  22日には、この自然保護センターで、「六甲山自然案内人の会」主催のエキスパート養成講座(29年度)が開講されました。一年を通して六甲山を核とした自然の素晴らしさ・神秘さ等を座学と実習・観察で学びます。そして、自然や六甲山をより身近なものとして知り親しみ、さらにそのよさを広げていければと願っています。  午後からは、さっそく自然保護センター周辺の植物観察を行っていました。

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生物季節観測で、季節感を豊かに(4月編)

 『生物季節観測』に挑戦しませんか?  『生物季節観測』とは、植物の開花や小鳥の初鳴きなど、その年の季節によって変化する生物の様子を観測することです。これは、農作業に最適な時期の選定にも役立っていたようです。サクラの開花日やウグイスの初鳴き日など有名ですね。サクラ前線が、今年もつい先日までよく話題になっていました。東北や北海道など、これからの所もありますが・・・。今年はいつごろ咲くかなあ?なんて考えると季節を身近にすることができますね。今年の神戸の場合、サクラの開花予想は、初めのころ3月27日頃でしたが、思ったよりもそれ以後温度が上がらず、3月29日に延びました。そして、実際の開花日は、4月3日にずれ込みました。神戸の場合は、王子動物園内に、開花を判定する標本木があります。  開花というのは、サクラの場合、花が5~6輪以上咲いた状態で、満開というのは、その樹木全体の80%以上の花が咲いている状態だそうです。 では、いきなりですが、これは何でしょう?4月の生物観測の課題です。 この写真の植物は、4月中に咲く予定です。この植物の去年の実が落ちていました。下の写真です。 分かりましたか。フジですね。フジの花って、どこに咲いてたかな?とすぐに思い出せる人は、自然との距離が近いかもしれません。学校や公園のフジ棚などではないでしょうか?さあ、今年は4月のいつごろ咲き始めるかなあ、と今から近くのフジを探して心に留めて見てください。 この4月からは、その月々に、季節を観測できる生き物に焦点を合わせて見つめていこうと思います。それが生物季節観測です。標本木ではなく、あなたが今年初めて出会った日を観測日とします。その場合、場所も覚えておくといいですね。例えば今年の場合、コバノミツバツツジは、灘区の六甲ケーブル下駅近くの山で、3月23日に開花していました。 モンシロチョウには、3月28日に西区の畑で、出会いました。春キャベツの苗が植えられるころに出てくるのですね。よく知っていますね。感心します。 まず、4月はフジです。さあ、『どこで』『何日』に開花するか、楽しみですね。 上の写真は、昨年の春です。

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