9月の生物季節観測は、ヒガンバナです。

8月の生物季節観測は、ツクツクボウシの鳴き声でした。「ツクツクボウシの鳴き声を聞くと、いやなんだ。」と先日、言われる人がおられ、理由を尋ねると、「これが鳴き出すと夏休みが終わりに近づくから。」ということでした。だれしも思い当たる所ではないでしょうか?今、よく鳴いていますね。しかし、実際寄せられた観測情報では、8月5日に一番早く六甲山の麓の寒天道で鳴いていたようです。まだ、夏休みの終わりではありませんでしたね。
9月の生物季節観測は、ヒガンバナです。9月20日がお彼岸の日ということですが、さて、ヒガンバナは、このお彼岸の日とどれくらいずれて咲くのでしょうか?その頃、田んぼのある所に行ってみてください。どうでしょうか?

先日の26日に、六甲山の記念碑台付近では、山の自然案内人によるエキスパート講座が行われていました。六甲山の自然を知ろう、自然のすばらしさを知ろう、そして、それを広めていこう、という思いで活動しています。エゴノキやブナ、ヤマナシ、カラスビシャク等を観察しているところを拝見しました。上のカラスビシャクの名前は、ひしゃくの形に似ていること、そして、人間の使うひしゃくよりも小さいことから、カラスと付いたようです。
記念碑台近くで、今咲いているつる性の花を紹介します。これは、ガガイモです。イモと名前にありますが、全くイモとは関係なくキョウチクトウ科で、小さな淡いピンクの花を咲かせています。葉の形も特徴的ですね。
もう一つ、これは、ヤマノイモです。これは、その名の通りヤマノイモ科です。葉のわきに、ムカゴというのができます。きっと食べたことのある人もおられるのではありませんか?今は白い花で、まだムカゴはありませんが・・・。

それでは、9月20日、お彼岸の前には、ヒガンバナの開花を意識してみてくださいね。

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