霜降(そうこう) 六甲山自然歳時記(第14回)

10月23日から11月6日まで、二十四節気では「霜降(そうこう)」です。
霜降とは、北国や山間部では、霜が降りはじめる頃という意味です。秋が深まり、心地よい陽気の日が多くなります。  
野山では、落葉樹の紅葉が美しくなりはじめます。紅葉は、朝の最低気温が、8~9度を下回るようになるとはじまるそうです。
赤トンボがスイスイと飛んでいる様子をみると、秋が深まったことを実感します。

10月22日午前10時、六甲山自然保護センターの気温は15度でひんやりとしています。
センターテラスからの眺望は、久しぶりに霧が発生して、ポートアイランドがうっすらと見えています。 

自然保護センターから三宮方面の眺望


           
この季節、六甲山上周辺で咲いている花でお気に入りは、『リンドウ(竜胆)』です。澄んだ秋の空を写したようなコバルトブルーの花の色で、秋の花の最後に咲く花の一つです。
苦い根を竜の肝にたとえて名づけられたといわれ、漢方では、健胃の薬として用いられています。
10月~11月、茎の上部に青紫色のラッパ形の花をつけ、日が当たっているときだけ開き、夜や雨の日には閉じるが、これは、花粉や蜜を無駄にしないためといわれています。

青紫色のラッパ型の花 リンドウ


多年草で、山麓から山上にかけての日当たりのよい草地などに見られます。        
 
(みみより話) 身近で一番危険な生物スズメバチの被害の防ぎ方

自然の中で一番危険な生き物はスズメバチです。その中でも出会う機会が多く、かつ攻撃性が強い種は、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチの3種です。

危険な生物 キイロスズメバチ

いずれも巣の防衛反応が強く、巣に対するちょっとした刺激にも強く反応します。人が巣に近づくと、巣を警戒していた数匹が、まとわりつくように飛び、カチカチとあごを鳴らすのがハチの警告です。
この時、近づいてきたハチを手で払いのけてはいけません、かえってハチを刺激し、攻撃のきっかけとなります。
スズメバチは、毒針を持つのはメスだけで、毒針は、メスの産卵管が変化したものです。被害は、8月下旬から11月にかけて多くなりますが、巣の中の幼虫を守ろうと警戒心が強まり、攻撃的になるためです。
被害を防ぐには ①黒いものに攻撃するので、白っぽい服を着て、帽子をかぶる。
②香りの強い化粧品などを使わない。
③手で払いのけるなど大きな動作をしないことです。
刺されたら、命を落とす危険もありますので、すぐに病院へ行くことが大切です。
スズメバチに刺された際に,毒の成分そのもので死にいたることはほとんどありません。しかし、2~3回刺されると、毒による全身のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)が起きて、死にいたることもあります。

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