花の訪れはアセビから

昨日、今日と六甲山の記念碑台では、陽射しがあると暖かく、今朝9時にもう13℃になりました。木々の冬芽も大きく膨らみ出番を今か今かと待っているようです。
「さあ!一斉に咲いてよ」とこちらもワクワクしてきます。
六甲山の記念碑台周辺には、アセビの木がたくさんあります。アセビは、漢字で「馬酔木」と書きます。この木を食べると、馬も酔ってしまうほどの毒性があるという例えからこの名前になったようです。奈良公園では、シカが、草木を根こそぎ食べることで問題になっていますが、このアセビはシカも食べません。毒性があることをよく知っているのですね。
そのアセビが、この記念碑台近くの樹木の中では、春の訪れを一番に告げる花をつけました。筒状のかわいい花です。日当りのよいゴルフ場近くでした。ツツジ科 アセビ
次に、花が開くのはもうすぐだぞ、というクロモジを見つけました。これも日当りのいい場所です。クロモジを漢字で書くと「黒文字」で、枝に黒班ができ、それが文字のように見えることから、名前がつけられたそうです。クスノキの葉や小枝が香りがするように、このクロモジもクスノキ科なのでいい香りがします。それだからでしょう和菓子などに添えられている爪楊枝にも使われています。クスノキ科 クロモジ
記念碑台の観察コースには、このクロモジが多いので、もうすぐ黄色で染まるのが楽しみです。観察会にきてくださいよ。
いよいよ花たちの開花がせまってきました。
六甲記念碑台には、3月21日より土日祝日は、阪急六甲からバスが運行されるようにもなります。冬から春への山の移り変わりの素晴らしさを見届けに登ってきてください。

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