生物季節観測で、季節感を豊かに(4月編)

 『生物季節観測』に挑戦しませんか?
 『生物季節観測』とは、植物の開花や小鳥の初鳴きなど、その年の季節によって変化する生物の様子を観測することです。これは、農作業に最適な時期の選定にも役立っていたようです。サクラの開花日やウグイスの初鳴き日など有名ですね。サクラ前線が、今年もつい先日までよく話題になっていました。東北や北海道など、これからの所もありますが・・・。今年はいつごろ咲くかなあ?なんて考えると季節を身近にすることができますね。今年の神戸の場合、サクラの開花予想は、初めのころ3月27日頃でしたが、思ったよりもそれ以後温度が上がらず、3月29日に延びました。そして、実際の開花日は、4月3日にずれ込みました。神戸の場合は、王子動物園内に、開花を判定する標本木があります。
 開花というのは、サクラの場合、花が5~6輪以上咲いた状態で、満開というのは、その樹木全体の80%以上の花が咲いている状態だそうです。

では、いきなりですが、これは何でしょう?4月の生物観測の課題です。

この写真の植物は、4月中に咲く予定です。この植物の去年の実が落ちていました。下の写真です。

分かりましたか。フジですね。フジの花って、どこに咲いてたかな?とすぐに思い出せる人は、自然との距離が近いかもしれません。学校や公園のフジ棚などではないでしょうか?さあ、今年は4月のいつごろ咲き始めるかなあ、と今から近くのフジを探して心に留めて見てください。

この4月からは、その月々に、季節を観測できる生き物に焦点を合わせて見つめていこうと思います。それが生物季節観測です。標本木ではなく、あなたが今年初めて出会った日を観測日とします。その場合、場所も覚えておくといいですね。例えば今年の場合、コバノミツバツツジは、灘区の六甲ケーブル下駅近くの山で、3月23日に開花していました。

モンシロチョウには、3月28日に西区の畑で、出会いました。春キャベツの苗が植えられるころに出てくるのですね。よく知っていますね。感心します。
まず、4月はフジです。さあ、『どこで』『何日』に開花するか、楽しみですね。

上の写真は、昨年の春です。

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