春弥生 青い瞳 開いて

いぬふぐり星のまたたく如くなり(高浜虚子)

俳句のいぬふぐりは、
オオイヌノフグリを指しています。
ぱっちりと開いた美しい青い瞳。
日だまりで真っ先に春を知らせてくれる花。
冷たい風に吹かれながらも、
オオイヌノフグリが咲き始めています。

3月から5月が花期で日本全国で見られますが、
1890年頃に東京で確認されたユーラシア、アフリカ原産の2年草です。
逆に今ではほとんど見られなくなってしまった、
在来のイヌノフグリにたいして、オオイヌノフグリと付けられましたが、
別名に瑠璃唐草、星の瞳といった素敵な名前があり、
英名の一つにはBird’s Eyeもあります。

花弁は4枚で、一つの花の命は1日。
花は日が当たると開きます。虫が花粉を媒介しますが、
虫が来なくても受粉する仕組みも備えています。
2本の雄しべが内側に曲がって、
雌しべに触れ自家受粉するのです。
こうして確実に種を作り分布を広げます。

今日は、ひな祭りですね。
今朝の六甲山上 記念碑台の10時の気温は、3℃。
曇り空で、昨日の雨で山上の雪は解けています。
六甲山上も春の足音がもうすぐそこに来ているようです。

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