儚き花 【夏椿】と切り紙 ワークショップ

六甲山ガイドハウス前に植栽されている 、夏椿の花が咲き始めました。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」は、
よく知られた平家物語の冒頭ですが、
これに続く「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」の
沙羅双樹は,このナツツバキあるいはヒメシャラと言われています。
白いヒメシャラあるいは、ナツツバキの花が落ちると
徐々に褐色に変わっていく様子を、
盛者もいつかは衰えていくことに例えたものと思われます。
ただし、沙羅双樹はインドの高地などに生育し、
熱帯性の樹木のフタバガキ科の木本で、全く別種です。
日本の気候風土では育たないそうで、
そこで、いつのまにかナツツバキが
沙羅双樹といわれるようになったようです。

万葉集にも「娑羅双樹」としてあり、
また、江戸時代の貝原益軒編纂の「大和本草」には、
「本当に沙羅双樹であるかは不詳である」として「沙羅樹」が現れています。
材は、床柱や器具材として利用され、
また、樹形が整い涼しげなので庭木としても好まれます。

ナツツバキ(夏椿)
ツバキ科ナツツバキ属
学名:Stewartia pseudocamellia

ツバキに似た清楚な花は、花弁の縁に細かいぎざぎざが入っています。
この花は一日花で,せっかく開いても一日で花を落とします。
これが「盛者必衰の理を表す」と続く所以なのでしょうか。。。
標高の高い六甲山では、平地より少し遅れて咲く、ナツツバキ。
夏の一時期に味わえる儚き花の風情を、楽しみにお越しください。

そして、六甲山と言えば・・・アジサイ、神戸市の花もアジサイです。
霧の中で咲く花は、心に染みてくるような美しさがあり、癒されます。

今朝の六甲山記念碑台は、幻想的な霧に包まれていました。
10時の気温は21,5℃、この後、晴れていいお天気になりました。

【夏のクラフトワークショップ】
~自然のものを切り紙にしてみよう~を、開催中です。

本日もたくさんの方が参加されました。
「いいお土産ができた」、「夏休みの宿題にいいですね」、
「六甲山の思い出になりました」等々と 好評をいただいております。

開催場所:兵庫県立六甲山自然保護センター 
     展示室もしくは、レクチャールーム
開催日:7/17(日),8/7(日),20(土)
開催時間:10:00~15:30 随時受付 無料 
※ただし、業務の都合により変更あり
夏の思い出に ぜひご参加ください!!

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