万緑の六甲山 心惹かれる花々

二十四節気では「立夏」を迎え、
六甲山上 記念碑台周辺も、さわやかな風が吹き、夏の気配が感じられます。
暖かい5月の陽ざしをあびて、植物はぐっと大きくなり、
淡い緑色の葉っぱも、色が濃くなってきて、薄紫色のフジの花が彩を添えています。

枕草子には、
「木の花は、藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」とあります。

記念碑台から六甲山ホテルやノースロードぬける、こもれびの道は、
山の案内人の観察コースとなっています。足元には、かわいいお稚児さんの行列です。
林内では日光があまり当たらないためか、
種で増えることは少なく、もっぱらランナー(走出枝)で増えます。
そのためか、群落があちこちに見られ、
林の中で自分の足で発見した時の感動は、
言葉では言い表せないほどです。

チゴユリの花言葉は、「恥ずかしがり屋」「純潔」だそうです。
この花にぴったりの花言葉ですね。

チゴユリ(稚児百合) イヌサフラン科チゴユリ属 学名:Disporum smilacinum
以前は ユリ科でしたので、小さな花を咲かせるのでチゴユリと名付けられました。
このように最初に付けられた名前も 科が変化してしまうと、
判り難くなることが多いですね。。。

ひっそりと控えめに咲いているのは。。。ウスギヨウラク

近づくと上品な香りがし、ほんのり紅をさしていて、なんとも愛らしい花です。
お寺の、建築物の破風などに垂れ下がる飾り瓔珞に似ている
薄い黄色の花の瓔珞で薄黄瓔珞(ウスギヨウラク)と名が付きました。

ウスギヨウラク (薄黄瓔珞)ツツジ科 ヨウラクツツジ属 学名:Menziesia ciliicalyx
別名:ツリガネツツジ(釣鐘躑躅)

山を歩いていると 心が和みます。
気持ちのいい季節の六甲山 記念碑台周辺散策はいかがでしょうか。
自然保護センター、ガイドハウス にも ぜひお立ち寄りください。

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