ホツツジ(穂躑躅)

六甲山では、早春のアセビからはじまり、
4月に春一番のコバノミツバツツジが山腹をピンクに染め、
初夏のころまでにツツジの仲間が次々に花を咲かせ
訪れる人たちをたのしませてくれます。
そして、8月から9月の初めごろにかけて、
このホツツジが初秋にふさわしい清楚な花を咲かせ、
ツツジ科の花のシーズン最後を告げています。

ホツツジ(穂躑躅) 
ツツジ科 ホツツジ属
学名:Tripetaleia paniculata

日当たりの良い酸性の山地に生える落葉低木で、
小枝が角張るのが特徴の一つです。
花は一見してツツジ科の花らしさを持たず、
そのつき方と花びらの形が特徴的です。
枝先から総状花序を直立させ、淡紅色の花を多数つける。

花びらの多くはゼンマイのように巻きこんでいます。
つぼみのときは下向きですが、開花のときは横向きになり、
花冠は3裂、 おしべは6本で短く、めしべは角のように長くつき出し目立つ。

果実は朔果で直径約4mmの球形で3裂する。

この可愛らしい花からは、とても想像しにくいのですが、
アセビをはじめとして、ツツジ科には毒のある植物がありますが、
ホツツジは全株が有毒であり、特に葉には強い毒があります。
このハチミツによる中毒例も報告されています。
また、逆にその毒性を生かして殺虫剤としての利用もされてきました。

珍しい花を思われますが、六甲山では山道脇でよく見られます。
花が終わって秋が深まるころに見事な紅葉を楽しませてくれます。

今朝10時の六甲山ガイドハウスの気温は22℃
ガイドハウスの中にスジグロシロチョウらしき蝶が迷い込んでいました。

本館テラスからの眺め

カテゴリー: 未分類 パーマリンク