この実、何の実?

来館者の方が、六甲山ガイドハウスの外壁に飾ってある
リースにぶら下がっている実を見られて、
「大きな実ですね、何ですか?」と尋ねて来られました。

この実は、卵形で径約10cm。
リース飾り用にスプレーで色づけしていますが、緑色です。
この実は、手にとってみると大きく重量感があります。
赤いカラスウリの実より大きく、数倍の重さがあります。
未熟なカラスウリの実は縞模様があります。

実が大きいので、
オオカラスウリではないかとのご指摘もありますが、
オオカラスウリは、四国・九州・琉球、中国(本土・台湾)・
ベトナム・マレーシア・インドに分布し、
巻きひげは、3本に分かれて、
葉の表面に短い剛毛が密生し、後にいぼ状の隆起となる。
また、未熟なオオカラスウリの実は豹柄模様があります。

この実は11月中旬に見つけ、
ドライブウェイ沿いの立ち木に絡んでいたものです。

未熟なキカラスウリの実は模様がありません。
実はカラスウリよりも大きく、丸みを帯び、熟すと橙色になります。
雌雄異株で、種子は扁平な楕円形をしています。
この時期は、もう葉は枯れて残っていませんが、
11月に見つけた時は、葉は厚みがあり、無毛で光沢がありました。
また、巻きひげは、2本に分かれていました。

キカラスウリの熟す前の果実 だと同定いたしましたが、いかがでしょうか。。。

キカラスウリは根は、利尿、解熱・口渇などの目的で
漢方処方(生薬名・カロコン)に利用されました。
熟れた果肉はアカギレの薬に、根は、天花粉(テンカフン)は、
これらのカラスウリ属のデンプンを原料としたものです。
人家付近でよく見られるのは、
人々の暮らしに欠かせない植物で大切にされてきたからでしょうね。

先日ご紹介いたしました、六甲山の自然素材を使ったリースです。
リースの説明をガイドハウス内に掲示しておりますので、ご覧ください。

今日のお昼の気温は7℃ お天気は曇り
記念碑台 自然保護センターテラスからの眺望です。

早いもので、明日、12月7日は、二十四節気の大雪(たいせつ)です。
大雪とは、寒さがしだいにきびしくなり、雪が降り積もる頃という意味です。

記念碑台の兵庫県立六甲山自然保護センターは、
12月~3月末まで冬季閉館中ですが、
六甲山ガイドハウスは、冬の間も開いております。
お出かけの時にでもぜひ、お寄りくださいませ。
六甲山上の花の写真のパネル展示や六甲山の昔の写真パネル展示。
パンフレットなど取り揃えております。
また土日は、ボランティアガイド「山の案内人」が駐在しております。

六甲山ガイドハウス
TEL(FAX)078-891-0808
開館時間:10時~15時
毎週月曜日は休館
(12月27日から1月5日まで休館)

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