「森の酒場」が六甲山自然保護センター展示室に出現(六甲山の生き物歳時記 第4回)

5月後半になり、今の時期はさわやかな気候で、四季の中でも最も自然に親しみやすい季節です。
山野では、若葉が輝き、たくさんの花が次々と咲いています。
六甲山上で目立つ花は、若葉の緑に朱色の鮮やかな花の「ヤマツツジ」です。

朱色の鮮やかな花 ヤマツツジ

また、ガイドハウス横の駐車場奥に、白い二本の花穂がきれいなセンリョウ科のフタリシズカ(二人静)の花が清楚な姿で咲いています。
5月19日(木)午前10時、ガイドハウスの気温は22度で、晴天ではありますがさわやかな風が吹くすがすがしい天候で、登山客の姿を多く見かけます。

2本の花穂が目立つ フタリシズカ

5月14日(土)自然保護センター本館展示室で開催中の「六甲山系のチョウの変遷50年~平尾榮治コレクションを中心に~」特別企画として、展示構成者の平尾榮治氏を招き講演・展示説明会を実施しました。
会場は、本館レクチャールームで、チョウ愛好家を含め30名ほどの参加者がありました。

盛況でした講演・展示説明会の様子


   
講演内容は、展示標本のねらいや説明、1960年代からの六甲山の変遷、里山の荒廃や地球温暖化を感じる新たなチョウの定着、自宅でのバタフライガーデンの様子など興味深い内容でした。
特に、60年前からのチョウ図鑑の現物紹介は興味深かったです。講演後の熱心な質疑もあり、参加者の皆さんから良い企画でしたとの言葉をいただきました。

六甲山系の雑木林で夜にみられる、虫達の「森の酒場」が自然保護センター展示室に登場しました。
これは、縦横60㎝の展示箱の中に収めたクヌギの太枝に、虫たちの好むアルコールに模した樹液をぬり、多くの虫が集まっている様子を表現したものです。

雑木林の「森の酒場」の展示が出現

森の王者のカブトムシ、クワガタムシ、カナブン、国蝶のオオムラサキ、ルリタテハ、カミキリムシ、スズメバチなどの実物標本を展示しています。
これは、平尾榮治氏の制作・寄贈によるもので、常設展示ですので、是非ご覧ください。

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