グルーム祭 -六甲山の安全祈願と夏山開き-

梅雨真っ只中の肌寒い天候の中、
六甲山の開祖・グルーム氏の業績を称えるとともに、
夏山シーズンの安全を祈願する、
第33回六甲山グルーム祭が開催されました。

アーサー・ヘスケス・グルーム氏は、
1846年にイギリスで生まれ、貿易商として神戸に来て、
仕事のかたわら山上に別荘を建て、日本で最初のゴルフ場を作るなど、
私財を投じて六甲山観光の礎を築きました。
この功績を称え、この地に六甲山開祖の碑が設置され、
それが現在の記念碑台となっています。

例年 記念碑台のグルーム像の前で開催されるのですが、
今年は、雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気で、
六甲山自然保護センターの中のレクチャールームでの開催。

神主さんによる安全祈願祭には、
レクチャールームに入りきれないほどのたくさんの方が参加され、
最後には、灘の酒樽の鏡開きあり、参加者全員に振舞われました。

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梅雨空に人知れず可憐に咲く

雨の六甲山ガイドハウス

お昼の気温は16℃で肌寒く感じますが、
ガイドハウス前の西洋アジサイの花も生き生きとしているようです。

そんな雨の中 山の案内人の観察コースの
葉の下にそ~と隠れて、つつましやかに咲いている
バイカツツジ(梅花躑躅)

これがツツジなのと思うような花。
思い思いにに突き出たようなシベ、
花の中にはんなり赤紫の輪っかの斑点があります。
名前に梅花を冠するのもわかる気がしますね。

バイカツツジ(梅花躑躅)
ツツジ科 ツツジ属
学名:Rhododendron semibarbatum
葉の下に1~数個横向きに花をつける。2cm前後。
雄しべは5本、うち2本が極端に短く軟毛を密生し、
葉は互生し、枝の先に輪生状に集まる。
心惹かれる・・・これも ツツジの花
バイカツツジは、葉陰にひっそりと可憐に咲き、
気が付かないことが多いです。

六甲山はツツジ科の植物が多く、21種だそうです。
春に先駆けたころからのアセビに続き、
六甲山の春を彩るコバノミツバツツジの花がピンク色に山を染め、
モチツツジ、ヤマツツジなどがほとんどが咲き終わる頃、
このバイカツツジの花が咲き、後はホツツジが咲いて、
六甲山のツツジの花の時期も終わりを告げます。
※モチツツジのように、春に一度開花したあと、
秋にも単発的に花を咲かせるものもあります。
ツツジの仲間も個性豊かな花が咲き、お山の歩きが楽しくなりますね。

そして、こちらもうっかりすると見過ごしてしまいそうな、
ヤマシグレ(山時雨)
山の中で見ると・・この赤さが何とも素敵です。

この花は、筒状の花弁がほとんど開かず、
白い雄しべが覗く時が花が咲いている状態なのです。
華やかでは無いですが、独特の雰囲気で風情がありますね。

ヤマシグレ(山時雨)
スイカズラ科 ガマズミ属
学名:Viburnum urceolatum

山地に生える落葉低木、樹皮は灰褐色。
枝先に赤色の小さな散房花序を出す。
シグレはガマズミの方言らしいと、
以前、ボランティアガイド山の案内人の方に教えていただきました。
「シブレ」とは、ガマズミ の「スミ(染)」に通じるそうで、
昔、果実を染色に使用したことと関係があるらしいそうです。
葉は単葉で対生で枝先に集まってました。

二つ池では、雨を喜んでいるように
モリアオガエルがコロコロと賑やかに鳴いています。
池ノ上の木には、泡のかたまりのような
モリアオガエルの卵塊がいくつかありました。

雨の記念碑台 
グルームさんも心なしか寂しそうに海を見つめてました。

来週の土曜日(25日)は、
第33回グルーム祭(六甲山夏山びらき)が記念碑台で開催されます。 
詳細は、このHPの上の方にある イベント情報 
もしくは、こちらのHPでご確認ください。
HP: http://www.rokkosan.com/cable/event/20160429_9246/

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梅雨に目立つ白い花(?)のヤマボウシ(六甲山の生き物歳時記 第5回)

6月12日(日)午前10時、ガイドハウスの気温は21度で、梅雨空で曇りです。
気象庁は、先日6月4日近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より3日早いとのことです。
六甲山は、アジサイの名所で、これからいろんな種類の野生のアジサイが咲きます。
記念碑台近くの自然観察コースでは、山の静かなたたずまいを演出してくれるコアジサイが咲き始めました。

両性花でかすかに匂いを放つコアジサイ

コアジサイは、梅雨の初めに咲く野生種で、飾り花がなく、雄しべと雌しべを持つ小さな両性花を枝先に半球状につけ、芳香を放ちます。

今の季節、六甲山でお気に入りの生き物は、ヤマボウシです。
梅雨前から、水平に広がった枝に4弁の白い花をたくさん並べ、まるで雪が積もったような姿で、緑の中でひときわは目立ち咲いています。
六甲山の中腹から山麓から山上にかけて見られますが、ガイドハウスの北隅にも、咲いています。

雪が積もったようなヤマボウシ

ヤマボウシは、ミズキ科ヤマボウシ属の落葉高木です。
その特徴は白い花(?)、花といっても白い十文字の花に見える部分は総苞(そうほう)で、実は花ではありません。
その総苞の中心にある緑色をした球形の部分が花の集まりで、20~30個もの小さな花が集まってできています。

ヤマボウシの白い花(?)

それが、秋には赤く熟して実になり、マンゴーのような味がしておいしいです。そのままたべるだけでなく、果実酒にしても格別です。
なお、ヤマボウシ(山法師)の名前の由来は、白い総苞が、坊主頭の僧兵が白い頭巾をかぶった姿にみたてたことからです。

6月2日(木)六甲山自然保護センターからの勤務の帰り、4月末に災害復旧工事が終わり登山道の開通したアイスロードを下見のため歩いて降りました。
表六甲ドライブウェイの新六甲大橋の近くで、長さ40㎝ほどのウリボウ(イノシシの子ども)が、道に伏していたのでびっくり。

登山道に伏していたウリボウ

恐る恐る近づいてみると、動かないので死んでいると思い触ると硬直していました。重さは持ち上げてみると10㎏ほどでした。
そのままにして帰りました。気になり、6月12日(日)に確認すると姿がなくなっていました。

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【六甲山コレクション展】と清楚に咲くコアジサイ

今日、6月5日は、二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」です。
芒種の芒(のぎ)とは、
稲などの穂の先についているトゲのようなもののことで、
この芒がある稲をまく頃という意味だそうです。
昔の田植えは、現在よりやや遅いこの時期でした。
芒種の頃に、西日本では梅雨に入ります。
気象庁は昨日4日、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
今年は、平年より3日早いとのことです。

今朝9時の気温は11℃で霧雨でしたが、
お昼前に雨は上がり、天気は回復しました。

六甲山と言えば、アジサイ。
神戸の街中では花盛りですが、
六甲山上のアジサイは、ようやく色づいてきました。

この時期、山の案内人の観察コースは 花の少ない時期ですが、
コアジサイの薄紫色の花が上品な香りを放ってました。

小さい花ですが、よく見ると 可愛いです。
来館者の方からも、「写真に撮ったのですが、この花なんですか?」と、
この時期 質問の多い コアジサイの花です。

今朝、霧のドライブウェイでウサギに出会いました。
少しわかりにくいですが、一瞬 立ち止まったところをパチリ。。。
ピョンピョンとあっという間に山の中へ消えていきました。

六甲山自然保護センター 特別展示スペースでは、
[山の日」記念「六甲山コレクション展」が始まりました。

「六甲山の開発はこうして始まった~明治・大正期の六甲山上探訪~」
今年から国民の祝日「山の日(8月11日)」が施行されることことを記念して、
六甲山の歴史に関する特別展を六甲山自然保護センターで開催しています。
内 容:明治から戦前までの六甲山の開発に関する資料
     (古地図、古写真・書籍・新聞記事・映像等)を展示・上映。
場 所:兵庫県立六甲山自然保護センター
     (神戸市灘区六甲山町北六甲 ℡078-891-0616)
また、7月23日(土)には、講演会、歴史探訪ウオークを開催予定しております。
講演会・歴史探訪ウオーク:7月23日(土)10:30~14:00
 ※森地一夫氏による展示についての講演の後、記念碑台の周辺の歴史散策  
   後日募集のお知らせをさせていただきます。 

主催・問合せ先:神戸県民センター県民課 
         電話:078-361-8629
展示企画・協力:森地一夫氏(西宮市)
事業連携:兵庫県立人と自然の博物館
詳細:兵庫県HP 山の日」記念「六甲山コレクション展」の開催について
   https://web.pref.hyogo.lg.jp/kok12/press/280602rokkousancllection.html

第一回の今年は、「六甲山の開発はこうして始まった」をテーマに、
明治・大正期の大変貴重な古地図、古写真、書籍等を公開しています。
貴重な資料を展示していますので、ぜひご覧ください!

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[山の日」記念「六甲山コレクション展」の開催

「六甲山の開発はこうして始まった~明治・大正期の六甲山上探訪~」

趣 旨:今年から国民の祝日「山の日(8月11日)」が施行されることことを記念して、六甲山の歴史に関する特別展を六甲山自然保護センターで開催します。
    第1回の今回は、「六甲山の開発はこうして始まった」をテーマに、明治・大正期の大変貴重な古地図、古写真、書籍等を公開します。ぜひご覧ください。
内 容:明治から戦前までの六甲山の開発に関する資料(古地図、古写真・書籍・新聞記事・映像等)を展示・上映します。
場 所:県立六甲山自然保護センター 特別展示スペース
    (神戸市灘区六甲山町北六甲 ℡078-891-0616)
時 間:上記の開館時間
講演会・歴史探訪ウオーク:7月23日(土)10:30~14:00
  ※森地氏の展示についての講演の後、記念碑台の周辺の歴史散策  後日募集 
主催・問合せ先:神戸県民センター県民課 ☎078-361-8629
展示企画・協力:森地一夫氏(西宮市)
事業連携:兵庫県立人と自然の博物館
 詳細:https://web.pref.hyogo.lg.jp/kok12/press/280602rokkousancllection.html

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小満の候、心惹かれる花

六甲山上も日中は、汗ばむ陽気となり、
夏の近いことを実感する季節になりました。

昨日、今日と六甲山ツーデーウォークが開催され、
記念碑台は大勢の人で賑わってました。

山の案内人の観察コースを歩いていると、
二つ池近くの「コロコロコロ」と鳴く声は、モリアオガエル?
ポッポー あっ ツツドリのようです。
東京特許許可局?・・・ホトトギスの初鳴きも聞かれました。

花の少ない時期ですが、
コツクバネウツギ(小衝羽根空木) の花が目立ちました。
六甲山でよく見られる低木の代表です。


別名:キバナツクバネウツギ
ガク片は普通2枚、時に3枚のものもあります。
名前の由来は、ツクバネウツギより花が小さいため。
なお、ツクバネウツギの萼片は5枚で、羽子板の羽根のような形状です。

頭上のベニドウダンの薄紅色の可愛い花に癒される。
花の色が薄いですが、サラサドウダンではないそうで、ベニドウダンだそうです。

20日から、二十四節気の小満の候となり、
万物が成長して一定の大きさに達するころで、
暦便覧には「万物盈満すれば草木枝葉繁る」とあります。
草木がグングンとのび、太陽の日差しがまぶしく感じられ、
夏日が続き、植物たちも勢いを増して日に日に緑が濃くなっています。

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「森の酒場」が六甲山自然保護センター展示室に出現(六甲山の生き物歳時記 第4回)

5月後半になり、今の時期はさわやかな気候で、四季の中でも最も自然に親しみやすい季節です。
山野では、若葉が輝き、たくさんの花が次々と咲いています。
六甲山上で目立つ花は、若葉の緑に朱色の鮮やかな花の「ヤマツツジ」です。

朱色の鮮やかな花 ヤマツツジ

また、ガイドハウス横の駐車場奥に、白い二本の花穂がきれいなセンリョウ科のフタリシズカ(二人静)の花が清楚な姿で咲いています。
5月19日(木)午前10時、ガイドハウスの気温は22度で、晴天ではありますがさわやかな風が吹くすがすがしい天候で、登山客の姿を多く見かけます。

2本の花穂が目立つ フタリシズカ

5月14日(土)自然保護センター本館展示室で開催中の「六甲山系のチョウの変遷50年~平尾榮治コレクションを中心に~」特別企画として、展示構成者の平尾榮治氏を招き講演・展示説明会を実施しました。
会場は、本館レクチャールームで、チョウ愛好家を含め30名ほどの参加者がありました。

盛況でした講演・展示説明会の様子


   
講演内容は、展示標本のねらいや説明、1960年代からの六甲山の変遷、里山の荒廃や地球温暖化を感じる新たなチョウの定着、自宅でのバタフライガーデンの様子など興味深い内容でした。
特に、60年前からのチョウ図鑑の現物紹介は興味深かったです。講演後の熱心な質疑もあり、参加者の皆さんから良い企画でしたとの言葉をいただきました。

六甲山系の雑木林で夜にみられる、虫達の「森の酒場」が自然保護センター展示室に登場しました。
これは、縦横60㎝の展示箱の中に収めたクヌギの太枝に、虫たちの好むアルコールに模した樹液をぬり、多くの虫が集まっている様子を表現したものです。

雑木林の「森の酒場」の展示が出現

森の王者のカブトムシ、クワガタムシ、カナブン、国蝶のオオムラサキ、ルリタテハ、カミキリムシ、スズメバチなどの実物標本を展示しています。
これは、平尾榮治氏の制作・寄贈によるもので、常設展示ですので、是非ご覧ください。

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春の六甲山上で、ひときわ目立つ「オオカメノキ」(六甲山の生き物歳時記 第3回)

5月5日(祝日)は、暦のうえでは、「立夏」で夏の始まりです。
六甲山上では、5月の陽ざしを浴びて、イロハカエデをはじめ若葉がまぶしいくらいで、フジの花が紫色の蝶形の花房をたくさん垂らしている様子は見事です。

今が盛りのフジの紫色の長い花房

5月5日(日)午前10時、ガイドハウスの気温は、17度でさわやかな天候で、こどもの日のためたくさんの家族連れでにぎわいました。                           
今の季節、六甲山でお気に入りの生き物は、オオカメノキ(大亀の木)です。
春先から散策路の六甲山ホテルコースで、白い大きな花をつけて目だっていました。

ひときわ目立ったオオカメノキの白い花


                
オオカメノキは、落葉小高木のスイカズラ科ガマズミ属で、4~6月に対生した大きな葉の上に、散房花序を出し、小さな両性花の周りを白い大きな装飾花が取り巻いて華やかです。
夏には、実が赤くなります。
名前の由来は葉の形が、亀の甲羅に似ているためです。別名は、ムシカリ(虫狩)で、名前の由来は、葉がよく虫に食べられることから、その「虫食われ」からムシカリになったそうで、葉が虫に食べられるということは、虫が集まり受粉の機会も増えます。
白い花をよく見ると実は花ではなく、装飾花で花ではありません。その横に枝先から出ている小さな花が、本当の花で、虫が多く来るように工夫しているのです。

5月5日(祝)こどもの日の特別企画として、勤務先の自然保護センター本館展示室で「チョウとなかよくなろう!」を開催しました。

にぎわった会場の様子

内容は、開催中の「六甲山系のチョウの変遷50年」を、親子にわかりやすく説明した後、チョウの一生をわかりやすくした写真紙芝居「アゲハのいっしょう」を行いました。
また、展示しているきれいなチョウの個別標本を親子一緒にぬりえして、記念に持ち帰ってもらいました。

本物のチョウ標本でぬりえを楽しむ


  
参加者は、70名ほどで、「六甲山には、こんなにきれいなチョウが多いのでびっくりした」や「チョウのぬりえが楽しく、おみやげにもらってうれしい」などの感想をいただきました。

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新緑の六甲山と可憐なチゴユリ

六甲山も風薫り、草萌える5月になりました。

山の案内人の観察コースでは、こんな可愛い花が咲いています。

うつむき加減に咲いている姿は何ともかわいくて、
和名は「稚児百合(チゴユリ)」 ユリ科 チゴユリ属
百合に似た稚児のようにかわいらしい花が咲くことから、この花の名が付いたそうです。
林では日光があまり当たらないためか、
種で増えることは少なく、もっぱらランナー(走出枝)で増えます。
そのためか、群落があちこちに見られ、
林の中で自分の足で発見した時の感動は、言葉では言い表せないほどです。
チゴユリの花言葉は、「恥ずかしがり屋」「純潔」だそうです。
この花にぴったりの花言葉ですね。

ボランティアガイドと一緒に自然の中に入ってみませんか。
知らなかった草花との出会い、野鳥や虫たちとの出会い等があります。
ちょっと入った林の中では、そっと自然の営みが繰り返されています。

六甲山の自然に詳しいボランティアガイド「山の案内人」約60人が登録しており、
毎週土曜・日曜・祝日には六甲山ガイドハウスに数名が交代で駐在し、
山上の道案内や施設の案内、
自然保護センター周辺の自然観察会(4月~11月)等を実施しています。

六甲山ガイドハウスでは、山の案内人による自然観察会を行っております。
4月~11月の毎週土日と祝日に1日2回(11:00~と13:30~)。

季節の花や生き物など六甲山の自然について、
山の案内人の解説を聞きながら、
六甲山自然保護センター周辺のコースを約1時間ほど、
森林浴の散策をしていただけます。(参加費は無料です。)

新緑がきらめく六甲山での
山の案内人による自然観察会に、ぜひご参加ください。

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るり色の「青い鳥」がやってきた!(六甲山の生き物歳時記 第2回)

目の覚めるような、るり色の「青い鳥」がやってきた!

六甲山自然保護センター前の記念碑台では、まだ、花と緑の葉のコントラストがきれいなオオシマザクラが咲いています。
記念碑台は、標高約800ⅿで気温が市街地より4℃ほど低いためです。

記念碑台のオオシマザクラ

今年は例年に比べ、植物の開花時期が1~2週間早いとのことですが、六甲山上でも、シハイスミレ,ツボスミレ、タチツボスミレ、ニヨイスミレなどが同時に咲いています。
特に、本館前の法面には、タチツボスミレが群れて見頃です。

ハート形の葉のタチツボスミレが群生

4月24日(日)午前10時、ガイドハウスの気温は、16度で春の登山にふさわしい季節となり登山客が多くなってきました。                           
この季節、六甲山でお気に入りの生き物は、オオルリ(大瑠璃:スズメ目、ヒタキ科)です。夏鳥として4月中旬から六甲山にやってきます。
オオルリは、スズメより少し大きくスマートで、オスは頭から背中、尾羽まで少し光沢のある色鮮やかな青(るり)色の鳥です。
しかし、メスは茶色で目立つ特徴はありません。

青い鳥のオオルリ(gosukeさん撮影)

渡ってきた直後は活発に動き、枝先にとまりながら虫を見ると飛びついて捕えて元の場所に戻る(フライング・キャッチ)様子が見られます。         
つがいになった雌雄は、縄張りを作って生活し、見通しの良い木の枝先に止まって「ピーピィピィピィ ジジッ・・・・(ジジッという声が入るのが特徴)」とさえずります。オオルリは、鳴き声が美しいので、ウグイス、コマドリとともに日本の三鳴鳥といわれています。

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