15年にわたる「六甲山魅力再発見市民セミナー」最終回

台風接近で、大雨になりました。ガイドハウスの気温は、12℃(午前10時)でした。記念碑台の広場は、一面に水たまりができていました。展望は、真っ白です。黄色く色づいたブナの葉は、風に煽られていました。

その大雨の中、自然保護センターのレクチャー室では「六甲山魅力発見市民セミナー」が、約40名を集め開催されました。
この市民セミナーは、六甲山への関心を高める目的で始められ、今回が第132回で、15年にわたっての定期開催の最終回を迎えました。
「六甲山発郷土誌づくりの歩み」と題し、講師はこのセミナーを主催してきた堂馬氏でした。

注意報も出ている今日の天気では、さすがに登山者もほとんど訪れませんでしたしたし、山の案内人による観察会もできませんでした。六甲山のブナを研究している方が来られ、ブナの様子についての話は大いに盛り上がりましたが・・・。
台風が、ハイキングなどの道に影響を与えないか心配です。もし、土砂崩れ等で通れない道などの情報がありましたら、六甲山ガイドハウス(078-891-0808)まで、一報頂ければ、来館者への案内に役立ちますのでありがたいです。

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東お多福山養成講座と観察会は中止

明日、10月21日(土)の東お多福山草原生物多様性ガイド養成講座・秋の東お多福山草原観察会は、台風接近による雨天が予想されるため残念ですが中止とします。
また、延期予定日、10月22日(日)についても中止とします。

 

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Walking Times from the Mt. Rokko Guide House

The Mt. Rokko Nature Conservation Center & Mt. Rokko Guide House is centrally located at the one traffic light on Mt. Rokko.

Information to get to the Guide House can be found in the Access section at the bottom of the page. Once you are here, please be sure to stop by for a free map (available in several languages) and other information on what is happening on the mountain.

Roads and hiking trails from here lead in all four directions and there are many routes to choose from and places to go. Below is a list of places to travel to and the approximate walking times. Please note that depending on weather conditions these times can vary greatly.

North:

  • Gyozado: 30 mins
  • Arima-guchi (Shrine Road): 2 hrs

South:

  • Rokko Cable Sanjo Station: 15 mins
  • Rokko Cable Bottom: 10 mins via Cable
    • Via Abura-kobushi: 1 hr 15 mins
    • Via Ice Road: 1 hr 20 mins

East:

  • Kobe Golf Club House: 15 mins
  • Miyoshi Kannon: 25 mins
  • Hall of Halls: 25 mins
  • Rokkō Alpine Botanical Garden: 30 mins
  • Garden Terrace: 30 mins
  • Arima Ropeway: 30 mins
  • Country House: 35 mins
  • Gokuraku Chaya (Entrance to Koyodani): 45 mins
  • Rokkosan Peak: 1 hr 30 mins
  • Takarazuka: 5 hrs

West:

  • Mae-ga-Tsuji (Entrance to Ice Road): 10 mins
  • Choji-ga-Tsuji (Road down): 15 mins
  • Mikuni Pond: 25 mins
  • Diamond Point: 35 mins
  • Rokkosan Pasture: 40 mins
  • Somadani, Hodaka Lake: 50 mins
  • Mayasan: 1 hr 25 mins
  • Ichi-ga-Hara: 3 hrs
  • Shin-Kobe Station: 4 hrs

Happy Hiking!

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秋の摩耶古道ウォーク 参加者募集中!!

六甲山では、山上の方から、落葉樹の木の葉が色づきはじめる季節となりました。
神戸県民センターでは、
摩耶山は国立公園六甲山地区を代表する山であり、
豊かな自然を有し、また、古くから登山者をはじめとして
多くの人々に利用されてきた摩耶古道があります。
摩耶山の自然の価値と現状、歴史を周知するため、エコツーリズムの一環として、
摩耶古道の自然観察・歴史散策ウォークを実施しています。

写真は、昨年の秋の摩耶古道ウォークAコースの自然散策の様子です。

参加者のみなさまからは、
「こんなにゆったり山の中を歩いて、満喫で来て良かったです」とのお声がありました。

秋の摩耶古道ウォーク
兵庫県神戸県民センターでは、摩耶山・六甲山の魅力を広く知っていただくため、
山の案内人の会、摩耶山観光文化協会と連携し、摩耶古道ウォークを実施します。

内容
 摩耶古道をゆっくり歩きながら自然観察や歴史散策を行います。
 自然観察コースは、山の案内人の会がガイドとして自然散策でご案内します。
 歴史散策コースは、摩耶山観光文化協会がガイドとして
          摩耶山の見どころを紹介します。
日時:2017年11月19日(日):雨天の場合:11月26日(日)
    10:30~15:00(集合:10:30)

集合場所:掬星台(摩耶ロープウェイ星の駅前)
募集人員:90名(30名×3コース)※先着順となります。
参加費:無料(ただし、交通費は自己負担)
  ※参加者には、まやビューラインの運賃割引があります。

持ち物:昼食、飲み物、タオル、帽子、雨具など
服装:登山靴、ハイキングができる服装
申込締切:10月31日(火)
実施コース:自然観察コースは、紅葉の中、
       自然観察をしながらゆっくり歩くコースです。
 ①自然観察Aコース:掬星台~アゴニー坂~穂高湖~三国池~記念碑台(約4.5㎞)
 ②自然観察Bコース:掬星台~アゴニー坂~穂高湖~シェール槍~掬星台(約3.5㎞)
 ③歴史散策コース:天上寺副貫主の案内で、旧参道の史跡を巡るコースです。
          掬星台~産湯の井~摩耶山天狗岩~摩耶山史跡公園~
          ~青谷道~バス停「青谷」(約3.5㎞)

申込方法:参加を希望される方は、「摩耶古道ウォーク」と記載のうえ、
      住所、氏名、性別、年齢、郵便番号、電話番号、希望コース名を明記し、
      郵送、FAX、またはEメールで下記申込先までお申し込み下さい。

問合せ・申込先:(株)神戸新聞事業社・摩耶古道ウォーク受付係 
            電話:078-862-8611(平日10:00~17:00)
            FAX: 078-230-4310  E-mail: kouen@i-do.jp

                 
主催:兵庫県神戸県民センター県民交流室
協力:山の案内人の会、摩耶山観光文化協会


日ごと色づく木々の美しさを堪能でき、幸せを感じる季節でもあります。
神戸市内からも身近な六甲山の自然の風景に、しみじみと癒されます。
みなさまのご参加をお待ちしております!

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セイタカアワダチソウは、もう開花!

セイタカアワダチソウは、自然保護センターのある記念碑台で、10月2日に開花発見。
その後、いたる所でこの黄色の花が目に付くようになってきました。「これがセイタカアワダチソウですよ。」と紹介すると、「これは花粉症の原因になるのでしょう。」とよく言われます。しかし、これはセイタカアワダチソウにとっては、大いなる濡れ衣。花粉症の植物は、スギなどのように、花粉が風で運ばれる風媒花なのです。セイタカアワダチソウは、わざわざ黄色の花で、虫たちを呼んでいるので、虫媒花です。ということは、目立つ色をしているのは、風媒花でないと考えればいいでしょう。

そろそろ六甲山でも、実のなるシーズンを迎えています。
夏の終わりに真っ白い小さな花をたくさん咲かせていたセンニンソウは、その名の通り、この時期『仙人のヒゲ』を思わせる白い毛のついた果実をつけていました。センニンソウは、毒草であり薬草でもあります。

次に発見したのが、これまたつる性のヒヨドリジョウゴの実です。ヒヨドリがこの実を好むので、この名が付いたようです。葉の形のおもしろさとこの実の朱の鮮やかさがきっと印象に残ることでしょう。

しかし、よく見るとまだまだ小さな可憐な花たちも頑張って咲かせています。
これは、アキチョウジです。シソ科らしく青紫色の花です。秋に咲き、花の形が香辛料の丁子(グローブ)に似ているために、この名が付いたそうです。


六甲山は、秋本番です。実を探すのもよし、小さな花を探すのもよし、の季節です。ぜひ訪れてください。

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Beautiful Skies and Autumn Colors

Susuki Grass (Miscanthus Sinensis)

Dodan-Tsutsuji (Enkianthus perulatus)

With the morning and evening temperatures in the single digits, 9c this morning, the beautiful autumn colors of the plant leaves really coming out.

Cool winds and patterned clouds of autumn combined with the lovely foliage makes for a perfect season to visit Rokkosan and walk around.

The sounds of the wind as it blows through the Susuki Grass (Miscanthus Sinensis) and the vibrant reds of the Dodan-Tsutsuji (Enkianthus perulatus) really bring a sense the season.

“Rokko Meets Art 2017” is in full swing with fantastic venues all over the mountain. From the 20th of October until November 12th at the Rokko Alpine Botanical Garden, there will be a “The Night Museum: Nighttime Autumn Foliage and Walk” tour (Adults 620 yen, Children 310 yen to enter the garden) so that one can enjoy Rokkosan at Night. Be sure to dress warm and bring an extra layer to wear.

Rokko Base Cafe

Rokko Base Cafe Menu

To relax, rest your feet and have a nice hot beverage, the newly opened Rokko Base Cafe (Open 10am to 6pm, closed Wednesdays) is a wonderful cozy space. Newly installed wood stoves will keep you warm, and they have an array of wonderful foods, cakes and beverages.

So come up and fully enjoy Autumn on Rokkosan!

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「この実、あの花 何ですか?」

神無月を迎え、長く続いた残暑もすっかり秋の空気に入れ替わり、
行楽日和になりました。

今日は、来館者の方から尋ねられた花と実のご紹介をします。

「駐車場脇にたくさんある丸い実はなんですか?」と尋ねられたのは。。。

アキグミの実です。
秋に実るので、秋茱萸(アキグミ)。グミ科 グミ属
小さくて、食べると口の中に渋みが残ります。
なんでも、トマトの10倍以上のリコピンを含んでいるそうで、
身体に良さそうですが。。。
子どもの頃 たくさん食べてお腹の調子が悪くなった方もおられるのでは?
あまり食べると便秘になるそうですのでお気をつけください。

花は、ちょうどナワシログミが実をつけるころに咲きます。
同じような形をしていますが、アキグミの方が白さが際立ち、
数も多くつくため華やかな感じがします。

アキグミが実っているにたいして、
記念碑台園地では、ナワシログミ(苗代茱萸)の花が咲いています。

アキグミの実が丸いのに対し、
ナワシログミの実はやや細長い形をしています。
ナワシログミは秋に花を咲かせ、
春 苗代を作るころに実が実り、常緑。
このアキグミはその逆で春に花を咲かせ、秋に実を成熟させ、落葉。
同じグミ科の植物ですが、
ナワシログミとアキグミは全く反対の生活サイクルを送っていて、
これも植物の生き残り戦略なのでしょうか、興味深いですね。

グミ(茱萸)の語源はグイ(刺)の多い木になる実「グイミ」の転訛、
実を口に含んだ後に皮を吐き出すことから
「含む実」となってそれが転じた、など諸説あるようです。

グミの仲間は、根には、放線菌が共生して空中チッ素固定能力があり、
荒れ地の緑化に役立つそうです。

記念碑台のまわりでは、旅する蝶 アサギマダラが何頭か飛んでいました。

自然保護センターのある記念碑台園地で尋ねられたのは、
このツルニンジンの花。

ツルニンジン(蔓人参) キキョウ科  ツルニンジン属
名前の由来は、つる性で根が朝鮮人参に似ているためだそうです。
別名を爺蕎(ジイソブ)と呼び、
「ソブ」というのは木曽の方言で「そばかす」を意味し、「爺さんのそばかす」。

ツルニンジンのつぼみは風船のようにコロコロしていて、
花の後は星形になっていて、かわいいです。

六甲山上も散策するのに気持ちの良い季節になりました。
移ろいゆく自然に心を重ねながら
ゆっくり散策するとおもしろい発見があるかもしれません。

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生物季節観測、10月はセイタカアワダチソウの開花

今朝、六甲ケーブルで山上駅に9時前に着くと、気温18℃と思ったよりは、高かったのですが、それからが上がらない。そして、風が寒冷前線の影響でしょうか、とてもよく吹きました。天気がだんだんよくなるという予報でしたが、記念碑台付近では違いました。しかし、風のきついせいで空気が澄み切り、雨が止んだ折には、徳島まで見通せ関西空港の橋げたが数えられるほどでした。精密な油絵?のようでした。
ケーブル山上駅から、記念碑台へ歩いていると、いい香りがしてきます。私にとって今年最初のキンモクセイでした。もう満開です。先週には気が付かなかったのに。キンモクセイは、寒くなる山上の方が、開花が早いのでしょうか?
キンモクセイは、中国原産のモクセイ科で、雌雄異株なのですが、日本には雄株しかないので、果実を見ることはできません。もうすぐ里のあちこちでこの香りがすることでしょう。
自然保護センターに着きますと、もうドウダンツツジが真っ赤に紅葉していました。ちょうど今が見頃です。ぜひ見に来てください。
さて、10月の生物季節観測は、セイタカアワダチソウの開花です。セイタカアワダチソウは、キク科の外来種で、20世紀後半に日本各地で大繁殖しました。一時は、花粉アレルギーの原因とも言われましたが、この花は虫媒花なので、濡れ衣を着せられていた訳です。黄色い花を見かけたら、ひょっとしてセイタカアワダチソウかな?と振り返ってみてくださいね。

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生物季節観測、9月のヒガンバナ開花は、12日が最初でした。

ヒガンバナは、やはり9月20日のお彼岸が近くなると、一斉に咲き出しました。不思議ですねえ。9月12日の道場方面の開花が一番早かったようですが、お彼岸の日には、ちゃんと六甲山の記念碑台でも咲いていました。
ヒガンバナは、標高差もあまり関係ないのでしょう。ヒガンバナは、中国から伝わってきたのですが、日本に来たヒガンバナは、種ができにくい種類で、球根が分かれて増えていくため、ほとんど性質が近いのだろうということです。
ヒガンバナは、猛毒のコリンという物質を、球根だけでなく、葉や花にも持っていることからか、魔性の花にたとえられたり、墓地によく植えられたりすることから、死人花とも言われ、恐ろしいイメージもあります。作家の宮部みゆきさんが、この花にまつわる怖い話を書いていたことも記憶にあります。また、仏教に伝わる赤い花の名前から、曼殊沙華とも呼ばれます。
では、どうして、そんな花が、日本各地のあぜ道や土手、墓地に多かったかというと、飢饉に備える救荒植物として植えられていたそうです。球根を砕いて水で充分にさらして、デンプンを精製して食べるそうです。毒には気を付けながらですね。それから、この球根の根は、増水などで、土が流れて球根が浮くと、球根を引っ張り下ろし、あぜや土手の土留めの役割を果たしたそうです。また、この球根から雑草があまり茂らない物質が出るため、農作業には、助かったようです。墓地に多いのは、土葬された遺体を球根の猛毒で、野生動物から守ろうとしていたようです。そういう性質を利用していた昔の人々には驚かされますね。

さて、21日の自然保護センターのレクチャー室では、「六甲・摩耶エコツアー体験」と題し、学生レポーターの面々が六甲山についての学習をしていました。六甲山についてのことを少しでも一緒に多く知っていきたいなあ、という願いを持って活動しています。

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六甲山:記念碑台からの眺望

9月17日(日)三連休の中日
台風18号接近前の嵐の前の静けさとでもいうのでしょうか、
六甲山 記念碑台は、空気が澄んで素晴らしい眺望です。

それぞれの山座同定は出来ないのですが、
大阪湾の向こうに葛城山、金剛山、その向こうに大峰山系が見えていました。

また、紀淡海峡に浮かぶ沖ノ島(友ヶ島)の向こうには、
たまにしか見ることのできない、
遠く四国最東端の島である伊島、蒲生田岬まで見通せました。

記念碑台の園地でも彼岸花が咲き始め、秋の訪れを感じる頃となりました。

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